ヴォカツィオーネなど≪札幌9・10・12R≫レース後のコメント

9月3日(日)、2回札幌6日目9Rで3歳上500万(芝1800m)が行なわれ、吉田隼人騎手騎乗の2番人気・コーカス(牡3、栗東・藤原英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.6(良)。

2着にはクビ差で9番人気・トリニティプレイス(牝6、栗東・奥村豊厩舎)、3着には半馬身差で1番人気・ピックミータッチ(セ4、美浦・藤沢和厩舎)が続いて入線した。

1着 コーカス(吉田隼騎手)
「モタれる面を見せなければ、最後ももっと良い脚を使えると思います。能力は高いですけど、気持ちの面で我が強く難しい面があるので、その辺りが改善されてくれば更に良いと思います」

2着 トリニティプレイス (藤岡康騎手)
「ゲートも決まってリズム良く好位から運べました。直線でもスムーズに外に出せましたし、これならと思いましたが…。最後は勝ち馬と馬体を併せる形になった分もあるかもしれません」

3着 ピックミータッチ(ルメール騎手)
「良い競馬が出来ましたが、馬が走りたい気持ちではありませんでした。去勢しましたが、まだ気の小さいところがあります。能力は高いですし、チークピーシズなどを試してもいいと思います」

4着 ティーエスクライ(菱田騎手)
「返し馬の感じがもうひとつかと思いましたが、これだけ頑張ってくれましたからね。嬉しい誤算でした。状態が上がれば更に楽しみです」

5着 パラノーマル(丹内騎手)
「3、4コーナー辺りで内の馬が出てきて張られる感じになったので、少し早めに動いていきました。最後までよく頑張っていますし、滞在競馬は合っていると思います」

3歳上500万の結果・払戻金はコチラ⇒

10Rですずらん賞(芝1200m)が行なわれ、五十嵐冬樹騎手騎乗の9番人気・リュウノユキナ(牡2、招待・桑原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.8(良)。

2着には1馬身3/4差で4番人気・モルトアレグロ(牝2、美浦・武井厩舎)、3着には2馬身半差で2番人気・ハッピーグリン(牡2、招待・田中厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたウインジェルベーラ(牝2、美浦・金成厩舎)は6着に敗れた。

1着 リュウノユキナ(五十嵐騎手)
「落ち着いた流れで前に上がっていけました。ダートでも馬込みでは伸びず、外に出さないと伸びないようなところがありますし、まだ精神面で若さがあります。今日は外めの枠も良かったですね。距離は1400、マイルくらいまでかと思います。坂路調教での感じから芝でもやれそうな感触を持っていましたし、自厩舎最後の年で中央のオープンを勝てて良かったです」

2着 モルトアレグロ (吉田隼騎手)
「スタートしてから外の馬にぶつけられて、手綱を引く形になりました。そこで待たされた分その後の行きっぷりがもうひとつでした。前に行く競馬を想定していたので勝負どころでは良い位置を取れましたが、勝ち馬が強かったですね。負けはしましたが、良い内容の競馬が出来たと思います。芝でも動けていましたし、まだ課題はありますが先が楽しみです」

3着 ハッピーグリン(服部茂騎手)
「1200は少し忙しいですね。道中についていかせた分、最後はジワジワでスパッと切れる感じではありませんでした。それでもゲートの出は良くなっていますし、馬は成長しています」

4着 オジョーノキセキ (藤岡佑騎手)
「スタートが決まりました。行く馬を行かせて控える、という指示を受けていましたし、2番手の良い位置を取れました。初めての形でも戸惑うことなく、最後も競り合う形で頑張ってくれました。スピードがありますし、将来性も高く楽しみな馬です」

5着 オーヴァーライト(ルメール騎手)
「スタートで他馬とぶつかって後ろからになってしまいましたし、そこで終わりました。それでも良い馬ですし、距離はこのくらいが良さそうです」

6着 ウインジェルベーラ(福永騎手)
「勝ち馬がきたときに張っていこうかとも思いましたが、まだ早いかと思ってやり過ごしました。結果的にはその選択が裏目に出ましたね」

すずらん賞の結果・払戻金はコチラ⇒

12Rで釧路湿原特別(ダ1700m)が行なわれ、丹内祐次騎手騎乗の11番人気・ヴォカツィオーネ(牝3、栗東・田所秀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:45.8(良)。

2着には半馬身差で8番人気・キチロクステージ(牡4、美浦・二本柳厩舎)、3着にはハナ差で1番人気・ケルティックソード(牡4、栗東・須貝尚厩舎)が続いて入線した。

1着 ヴォカツィオーネ(丹内騎手)
「良い位置で運べましたし、行きっぷりも良かったです。3走前から今日まで4戦続けてよく頑張ってくれました」

2着 キチロクステージ(二本柳騎手)
「堅実に脚が使えますね。昇級戦でも頑張ってくれましたし、展開次第でチャンスはあると思います」

3着 ケルティックソード (ルメール騎手)
「ハナには行けませんでしたが、良い位置から運べました。仕掛けてからも良い反応を見せてくれましたが、今日は前半のペースが遅かったですからね。この展開では難しいです。距離は1800でも問題ありません」

4着 ディアコンチェルト(蛯名騎手)
「気性的な面があって急かすと良くないのでジックリ運びました。その分ラストはよく伸びています。もう少しペースが流れてくれれば良かったですね。展開のハマり待ちでしょう」

釧路湿原特別の結果・払戻金はコチラ⇒

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。