【セントウルS】巻き返しに燃えるメラグラーナ「早めに外へ持ち出す形で」

坂路を力強く駆け上がるメラグラーナ

坂路を力強く駆け上がるメラグラーナ

6日、セントウルS(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、CBC賞10着からの巻き返しを期すメラグラーナ(牝5、栗東・池添学厩舎)は、大下智騎手(レースでは戸崎圭太騎手が騎乗予定)を背に坂路で終い重点の最中調整。「けさでも速い時計で動きましたが、まだ最後は余力がありました。体もしっかりしていますよ」と池添学調教師の話す通り、4F53.0-37.7-24.3-12.1秒のタイムでキビキビと登坂した。

オーシャンSを力強い末脚で差し切り、高松宮記念の有力候補に浮上したが10着と敗れ、仕切り直しの一戦となったCBC賞も10着。「馬群で包まれると伸び切れないところがある。道中はジッとして、早めに外へ持ち出す形で運びたいですね」と師は巻き返しに意欲を見せている。