【セントライト記念】クリンチャー豪快にCW81.1秒「右回りなら違う」

13日、セントライト記念(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、ダービー14着のクリンチャー(牡3、栗東・宮本厩舎)は、藤岡佑介騎手が跨がってCWコースでの単走追い。終いはしっかりと負荷をかけて6F81.1-65.7-51.3-38.2-12.2秒を叩き出した。

ダービーこそ大きく崩れてしまったが、すみれSを快勝。皐月賞でも見せ場たっぷりの4着で高い能力を持っているのは確か。「けさはジョッキー(藤岡祐騎手)を乗せてびっしりと攻めてもらいました。時計は地味だけど、もともと攻め駆けしないからね。これで十分。使って良くなるタイプだけど、それを踏まえて、しっかりと乗り込んで態勢を整えてきたつもり。これまで崩れたのは左回りだけ。右回りなら違うというところを見せてもらいたい」と宮本博調教師のトーンも高い。