ローズSを回避したアドマイヤミヤビが引退 繁殖入りへ

クイーンCを勝ったアドマイヤミヤビ

上がり33.6秒の末脚を繰り出し快勝したクイーンC

15日、今年のクイーンCを勝ち、オークスで3着に入ったアドマイヤミヤビ(牝3、栗東・友道厩舎)が16日付で競走馬登録を抹消されることがJRAより発表された。今後は北海道勇払郡安平町のノーザンファームで繁殖馬になる予定

アドマイヤミヤビは昨年7月に中京でデビューして初戦は2着。9月の阪神で初勝利を挙げると、続く百日草特別、そして年明けのクイーンCを連勝し、一躍クラシック候補となった。クイーンC以来の実戦となった桜花賞は道悪に泣いて12着と崩れたが、オークスでは上がり最速タイの末脚で3着。秋はローズSで復帰し、最後の一冠に臨む予定だったが、13日の追い切り後に左前屈腱炎が判明。そのまま現役を引退することとなった。通算成績は6戦3勝。総獲得賞金は8227万5000円。

馬主は近藤利一氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+優雅な」。

  • アドマイヤミヤビ
  • (牝3、栗東・友道厩舎)
  • 父:ハーツクライ
  • 母:レディスキッパー
  • 母父:クロフネ
  • 通算成績:6戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 17年クイーンC(G3)