【オーバルスプリント】戸崎4年連続V！サイタスリーレッドが逃げ切り勝ち

2017/9/20(水) 

【フェブラリーＳ】馬もジョッキーもトップは不在！混戦攻略のカギはまさかの”芝”！？

提供：重賞トレンドジャッジ

9月20日(水)、浦和競馬場で第28回テレ玉杯オーバルスプリント(Jpn3)(3歳以上 別定 1着賞金2100万円 ダート1400m)が行われ、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・サイタスリーレッド(牡4、栗東・佐藤正厩舎)が優勝。

2着に2馬身差で5番人気・レーザーバレット(牡9、美浦・萩原厩舎)、3着に1馬身半差で3番人気・ブルドッグボス(牡5、浦和・小久智厩舎)が続いた。1番人気に支持されたリエノテソーロ(牝3、美浦・武井厩舎)は勝ち馬と0秒8秒差の5着に敗れている。

ダッシュ良くサイタスリーレッドがハナを奪う。これにモンドクラッセ、ブルドッグボス、ワイドエクセレントが並んで追走。そこからリエノテソーロ、レーザーバレットが続き、サトノタイガー、リアライズリンクスまでが大きな先行集団。
3コーナーに入ってからもサイタスリーレッドの手応えは変わらず、2番手以下からはブルドッグボス、リエノテソーロ、レーザーバレットが勢いよく進出。直線に入ってからは最内を回ったレーザーバレットがサイタスリーレッドに詰め寄り、次点でブルドッグボス。リエノテソーロは脱落。
ところが、最後まで並びかけるところまでは行かず、むしろサイタスリーレッドが突き放す形でゴールイン。

勝ったサイタスリーレッドの近親には15年新潟大賞典(G3)を制すなど中距離戦で活躍したダコールがいる。17年春にダート転向してから500万下、1000万下、1600万下、オープン特別を4連勝し、前走の盛岡クラスターC(Jpn3)でも逃げて3着と重賞でメドを立てていた。手綱をとった戸崎圭太騎手は、14年キョウエイアシュラ、15～16年レーザーバレット、そして今年と同レース4年連続勝利を成し遂げた。

馬主は西村憲人氏、生産者は新ひだか町のカタオカファーム。馬名の意味由来は「咲いた＋３＋赤。咲いた３つの赤い実」。

【戸崎圭太騎手のコメント】
「スタートは上手に出てくれて、二の脚が本当に速いなと言う感じは受けました。道中は手応え十分で、気持ちよく、いい雰囲気で走ってくれていました。外から(レーザーバレットが)見えるとまた馬が反応して伸びてくれたので、今日はいけるかなという感じでした。ダートに替わって本当に勢いもいいですし、いい走りをしてくれますので、今後も重賞路線で活躍してくれる楽しみな馬だと思います」

• サイタスリーレッド
• (牡4、栗東・佐藤正厩舎)
• 父：ダノンシャンティ
• 母：ユメノラッキー
• 母父：Salt Lake
• 通算成績：17戦5勝
• 重賞勝利：
• オーバルスプリント(Jpn3)

オーバルスプリント4年連続勝利を成し遂げた戸崎圭太騎手

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