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【オールカマー】今年は中山を選択ルージュバック「輸送の心配もない」
2017/9/21(木)
21日、オールカマー(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
●前走、ヴィクトリアマイルで10着だったルージュバック(牝5、美浦・大竹厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F51.7-38.1-12.7秒をマークした。
「北海道からの輸送を挟んだので、今回は3週間くらい長めの在厩期間をとって調整しました。今週の追い切りの動きは多少モタつきましたが、追い切り後にカバー出来る範囲ですし合格点の内容です。去年の毎日王冠のときはカイ食いが悪くて体を増やすのに苦労しましたが、今回は水曜の時点で460キロありますし輸送も中山までなので心配なくきています。中山の外回りコースは初めてですが問題ないと思いますし、直線の急坂さえこなしてくれればと思います」
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●前走、五稜郭ステークスで1着だったブラックバゴ(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)は、井上敏樹騎手を背に(レースでは内田博幸騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、6F81.3-66.1-52.0-38.1-12.6秒をマークした。
「今回は休み明けなので、レース当該週でもビッシリやろうと思っていました。時計も動きも良かったです。以前の成績が上がらなかった頃と比べると、馬が充実しています。調教では問題ありませんが、競馬に行くとズルいところを出すことがあるので、その辺りについては内田騎手と相談します。以前はかかっていたので先行していましたが、この馬の性格を考えると自分からハミを取ると良い感じで走れますし、前走のように道中はフワッと走らせると終いは良い脚を使えるのではないかと思っています。真面目になってきましたし、気持ちと体が一致してきて能力を出せるようになってきました。以前も重賞で通用しましたし、充実してきた現状でどこまで通用するのか楽しみです」
●前走、札幌記念で12着だったディサイファ(牡8、美浦・小島太厩舎)は、柴山雄一騎手を背に坂路コースで追われ、4F53.8-38.7-25.3-12.5秒をマークした。
「今週の追い切りの動きは良かったです。手応えが良かったですしそのまま行けるかと思いましたが、これまで何度も坂路を上がって馬が分かっている分自分から止めたので、そこから気合いを入れました。ここ最近の競馬を見ていると気持ちの面の問題だと思うので、気分良く走らせたいですね。力はあると思います」
オールカマーに出走するディサイファ
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