重賞2勝のアンビシャスがオーストラリアへ移籍!

G1ホース5頭を破った大阪杯のアンビシャス

キタサンブラックらG1ホース5頭を破った大阪杯

2016年の大阪杯、2015年のラジオNIKKEI賞を勝ったアンビシャス(牡5、栗東・音無厩舎)が23日付で競走馬登録を抹消。オーストラリアへ移籍することになった。

アンビシャスは2014年11月にデビューし、新馬戦と千両賞を連勝。3歳春は共同通信杯、毎日杯で連続3着で入り、ダービートライアルのプリンシパルSを快勝するも、ダービーには出走せず、ラジオNIKKEI賞を快勝して重賞初制覇を挙げた。秋は古馬に挑むも毎日王冠6着、天皇賞(秋)で6着。年が明け、中山記念では前年の2冠馬ドゥラメンテをクビ差まで追い詰めて、続く大阪杯ではキタサンブラック、ショウナンパンドラらG1馬5頭を破って重賞2勝目を挙げた。

強力メンバーを相手に快勝し、G1制覇も時間の問題と思われたが、次走の宝塚記念はまさかの16着。その後は毎日王冠で2着はあったが、G1では天皇賞(秋)4着、大阪杯5着と善戦止まりで、今年6月の安田記念15着が日本で最後のレースとなった。通算成績は16戦5勝、獲得賞金2億7249万7000円。

馬主は近藤英子氏、生産者は浦河町の辻牧場。馬名の意味由来は「大望のある」。

  • アンビシャス
  • (牡5、栗東・音無厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:カーニバルソング
  • 母父:エルコンドルパサー
  • 通算成績:16戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 16年大阪杯(G2)
  • 15年ラジオNIKKEI賞(G3)
ラジオNIKKEI賞で重賞初制覇を飾ったアンビシャス

重賞初制覇となったラジオNIKKEI賞