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【オールカマー】不振を乗り越えたルージュバック「予定通りにエリザベス女王杯へ」
2017/9/24(日)
未完の女王が艶やかに復活! 現役最後の秋シーズンを迎えるルージュバック(牝5、美浦・大竹厩舎)が春の不振を払拭して強豪牡馬を撃破。重賞4勝目を飾った。
ルージュバックの武器といえば、切れ味抜群の末脚。しかし、初コンビを組んだ北村宏司騎手は迷わず先行策を選択。スムーズに流れに乗り、ロスなく経済コースを回ると、直線では逃げるマイネルミラノ、外から早めに動いたステファノスをインから一気に交わしてゴール。
「いいスタートを切れて、内を主張していきました。馬場はよかったし流れに乗って行けました。4コーナーでちょっとゴチャついたがよく伸びてくれた。今日初めて乗せてもらいましたが、周りから見ていた通りいい馬ですね。思ったより穏やかに返し馬が出来たし、力のあるところをみせてくれました」とパートナーを称え、管理する大竹正博調教師も開口一番「乗り役の好判断でしたね。4コーナーの進路が良かった。確実に脚は使えますからね」と鞍上の好プレーに勝因に挙げた。
デビューから3連勝で牡馬相手のきさらぎ賞を勝ち、オークスで2着。その後も勝ったエプソムC、毎日王冠は牡馬相手と、世代トップクラスの能力を誇示しながらもG1は無冠。昨秋の天皇賞以降、4戦連続で掲示板を外す不振に喘いだ。今年はヴィクトリアマイルのあと、すぐに休養に入り、秋に向けて体調を整え、最も早い始動。
「今回は飼い葉食いの細さに関しては、苦労はなかったですよ。北海道からの輸送による疲れを1週間、癒したうえ、ゆっくり立ち上げられました。ただ、まだ毛艶はひと息です。あまり多くを求めずにレースを使いましたので、使って良化するでしょう。スタートが良く、位置取りは前目。正直、びっくりしましたが、レースの負担も少なかったと思います。予定通りにエリザベス女王杯へ。競走生活も残り少なくなりましたので、なんとか結果を出したいですね」と余裕残しでの勝利に師も確かな手応えを掴んだ。次は秋の淀で悲願のG1獲りに挑む。
会心の騎乗に笑顔が弾ける北村宏司騎手
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