【秋華賞】叩かれグンと良化ファンディーナ「内回りコースも合うと思う」

ひと叩きされてシャープさを増したファンディーナ

ひと叩きされてシャープさを増したファンディーナ

11日、秋華賞(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、ローズS6着のファンディーナ(牝3、栗東・高野厩舎)は、CWコースで単走追い。ゆったりした入りから、終い気合を付けられると鋭く加速してゴール。ひと叩きされたことで馬体もグッとシャープになり、6F85.9-69.3-53.8-39.3-11.9秒でゴールを駆け抜けた。

年明けのデビューから圧巻の3連勝でフラワーCを勝利。春は皐月賞に挑戦して1番人気に支持された逸材だが、7着と敗れて初黒星。それ以来となった前走のローズSも踏ん張りを欠いて6着。ここはまさに真価が問われる一戦となる。手綱をとった岩田康誠騎手は「最後までしっかりと馬を動かして負荷をかけました。これでどれだけ良くなってくれますか。前走はもう少し伸びて欲しかったけど、減っていた馬体は戻っていたのは良かったと思う。内回りコースも合うと思うし、今週のひと追いで中身が伴ってくれれば」とパートナーに期待を寄せる。