【府中牝馬S】重賞5連続圏内クインズミラーグロ「ここを使ってエリザベス女王杯に」

府中牝馬Sに向けて最終追い切りを行ったクインズミラーグロ

府中牝馬Sに向けて最終追い切りを行ったクインズミラーグロ

府中牝馬S(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、クイーンステークス3着のクインズミラーグロ(牝5、美浦・和田道厩舎)は、12日、助手を背に南ポリトラックコースで追われた。※キリのため計時不能

【和田正道調教師のコメント】
「月曜日に本追い切りを済ませているので、木曜日はポリトラックで軽く流しました。予定通りに調整できています。今回は、追い切りからレースまでの間隔があいていることは良いと思います。普段通りの間隔では馬に気合いが乗ってしまいますが、今回は本追い切りをした月曜日からレースの土曜日まで時間がありますからね。あとはスタートひとつでしょう。ゲート練習はいつもしていますし、今度はスタートを出てくれると思っています。ここを使ってエリザベス女王杯に行きたいですね」

前走、レインボーステークスを勝利したゲッカコウ(牝4、美浦・高橋博厩舎)は、11日、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.8-54.6-39.7-12.7秒をマークした。

【高橋義博調教師のコメント】
「前走は上手く逃げられたことが全てですね。今週の追い切りは70-40を切らないようにという指示を出しましたが、ほぼ予定通りでやれました。動きは問題なかったですし、状態は維持できています。馬が大人になってきてレース振りが安定してきました。折り合いがつきますし、別に逃げなくても競馬は出来ます。今回は重賞でこれまでとは相手が違いますし、どこまでやれるかですね」

前走、新潟記念で12着だったロッカフラベイビー(牝5、美浦・鹿戸雄厩舎)は、11日、三浦皇成騎手を背に南ウッドチップコースで追われた。※キリのため計時不能

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「前走は思ったより動けませんでしたし。モマれて止めてしまった部分もあったかと思います。最終追い切りは70-40の予定でした。ゴールを過ぎた後も2コーナー辺りまでやりましたが、余裕があっていつも通り良い動きでした。夏場で増えた体を維持できていますし、競馬を使った疲れも無く、良い状態で出走できそうです。前走に続いて強い相手とやりますが、2回目ですしもう少し良いところを見せてもらいたいと思っています」

前走、阿武隈ステークスを勝利したワンブレスアウェイ(牝4、美浦・古賀慎厩舎)は、11日、助手を背に南ウッドチップコースで追われた。※キリのため計時不能

【古賀慎明調教師のコメント】
「先週も良い時計を出していますし、今週の追い切りも良い動きでした。レースに向けて順調にきています。ここにきて競馬に幅が出て安定してきましたし、体が増えてパワフルになってきています。重賞で相手は強くなりますが、どんな走りをしてくれるか楽しみです」