【菊花賞】波乱呼んだクリンチャー&ポポカテペトル「これだけの競馬ができた」

●10月22日(日) 4回京都7日目11R 第78回 菊花賞(G1)(芝3000m)

不良馬場でスタミナ自慢の2頭が波乱を演出した。10番人気のクリンチャー(牡3、栗東・宮本厩舎)はこれまでの先行策から一転して後方を進み、4コーナーで一気に先頭へ並びかける競馬で2着。藤岡佑介騎手は「一度先頭に立ったので勝ちたかった。控える競馬でこれだけのレースができたのは大きかったです」。

13番人気のポポカテペトル(牡3、栗東・友道厩舎)も中団からしぶとく脚を伸ばして3着。和田竜二騎手は「この馬場なのにすごい行きっぷり。引っかかっていたのに、これだけの競馬ができました」と健闘をたたえた。


4着 マイネルヴンシュ(柴田大騎手)
「スタミナがあります。最後までしっかり伸びました」

5着 ダンビュライト(武豊騎手)
「やりたいレースはできました。力んでいたのが最後に響きました」

6着 ミッキースワロー(横山典騎手)
「これだけの馬場だからね。馬はよく頑張ってくれました」

7着 アルアイン(C.ルメール騎手)
「ダンビュライトの後ろでいい位置だったんですけど、最後は疲れてしまいました」