【武蔵野S】重賞Vの舞台で躍動サンライズノヴァ「末脚を温存して運びたい」

力強く先着を果たしたサンライズノヴァ

力強く先着を果たしたサンライズノヴァ


8日、武蔵野S(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、グリーンチャンネルC1着のサンライズノヴァ(牡3、栗東・音無厩舎)は、助手を背に古馬オープンのダノンリバティを相手に0.1秒先行してスタート。最後まで脚色が衰えることなく4F52.9-38.7-25.1-12.4秒のタイムで0.3秒先着を果たした。

今回の東京マイルは春のユニコーンSを圧勝した舞台。音無秀孝調教師は「しっかり動けてるし、状態は変わりなくきています。前走はスタートでつまづきながらも勝ってくれました。テンに出していくと甘くなる。末脚を温存して運びたいね」と自慢の決め手で2つ目の重賞Vを目論む。

前走、グリーンチャンネルC4着のアキトクレッセント(牡5、栗東・清水久厩舎)は、荻野極騎手が跨がってCWコースで2歳500万のクレバーバードと併せ馬を敢行。ゴールまで余裕十分の脚捌きで3馬身先着。タイムは6F80.9-66.4-52.3-39.0-12.4秒をマークした。

押田調教助手は「放牧を挟んで調整していますが、順調ですね。前走が休み明けで4着。重賞で相手関係は違いますが、今回も走れる状態にあります。最近は落ち着いて走れるようになっているし、マイルもいいと思いますよ」とコメント。荻野極騎手とのコンビで重賞挑戦は2回目。前回は2番人気に支持されながら12着と悔しい結果に終わっているだけに、そのリベンジも期待される。

悔しさをバネにしたいアキトクレッセント

悔しさをバネにしたいアキトクレッセント