【マイルCS】桜花賞馬がマイルで反撃 秋3走目を迎えるレーヌミノル

桜花賞馬レーヌミノルがマイルで反撃

桜花賞馬レーヌミノルがマイルで反撃

15日、マイルCS(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた

前走、秋華賞14着の桜花賞馬・レーヌミノル(牝3、栗東・本田厩舎)は、新コンビとなる和田竜二騎手を背にCWコースへ。単走で徐々にピッチを上げ、直線で気合を入れられると鋭く反応。6F81.7-65.5-50.1-36.6-11.6秒のタイムで力強く駆け抜けた。

桜花賞までの安定したレースぶりから一転、以後の3戦は大きな着順が続いているが、距離面に不安があったのは確か。距離短縮はもちろんプラスで、本田優調教師も「先週もやってるし、今週はしまいをサッとやってもらった。順調にきてるね。スタートはいい馬だし、出たなりでいいポジションにとりつけると思う。古馬との力関係はどうかも、牡馬には同世代にもぶつけてきた。これらを相手にどれだけやれるかだな」とマイルでの反撃に力を込める。

前走、スワンS8着のムーンクレスト(牡5、栗東・本田厩舎)は、助手が騎乗してCWコースを単走で追われ6F81.1-64.9-50.4-37.7-12.3秒を馬なりでマーク。前走も着順ほど大きく負けておらず、一連のデキをキープしている。

「この馬なりの動き。変わりなくこれてるよ。前走は前の馬を気にしてスムーズに走れなかったところがある。うまく立ち回ってきて欲しい」とは本田優調教師。自分の時計はキッチリと走れるタイプで、混戦になると不気味な存在だ。

一連のデキはキープしているムーンクレスト

一連のデキはキープしているムーンクレスト