【ジャパンC】昨年0.6秒差7着のイキートス「もっといい結果が出る」

イキートス

23日、ジャパンC(G1)の追い切りが東京競馬場で行われた。

昨年は勝ち馬から0.6秒差の7着と外国馬最先着で、2年連続の出走となるイキートス(牡5、独・グリューシェル厩舎)は、ダートコースでキャンター調整を行った。陣営の一問一答は以下の通り。

●作戦は「後ろの方からゆっくり抑え気味で」

-:イキートスは2年連続のジャパンカップ出走となりますが、出走に至った経緯を教えてください。

馬主代表ベルナー氏:前回は勝者に0.6秒の差があっただけなので、今回はもっといい結果が出ると期待しています。また来られてうれしいです。

-:昨年は外国馬3頭の中で最先着の7着でした。今回はどんな走りを期待していますか?

ベ:去年はヨーロッパの馬の中でベストということで、すごくうれしかったです。今回も同じように馬がいい走りをしてくれて、ヨーロッパの馬の中でベストになってくれれば、それが一番だと思います。

-:グリューシェル調教師に伺います。イキートスにとってベストの戦法、位置取りを教えて下さい。

グリューシェル調教師:もともと自分でペースを作れる馬ではないので、他の馬の様子を見ながら、後ろの方からゆっくり抑え気味で行きたいと思っています。

-:今年の秋、東京競馬場では重い馬場で行われたレースが多く、例年より若干荒れた芝コンディションとなっています。そのことはプラスでしょうか?

グ:基本的にどんなところでも行ける馬で、雨もあまり関係ないです。下が柔らかくても固くても行けるので期待しています。

-:昨年は外国馬3頭の中で最先着の7着でした。今回はどんな走りを期待していますか?

グ:いつも馬にはベストの走りを期待していますが、今年は去年よりもいい走りをしたいと思っています。

-:希望の枠はありますか?

グ:6番か7番、真ん中あたりが欲しいです。彼にはいいと思います。

-:来日してからの調整過程と、馬の状態を教えていただけますか?

グ:ドイツを出てから10日間見ていなかったんですが、すごく馬の状態はすごく良くて、旅の影響はまったく出ていないと確信しました。

-:昨年と比べての成長や具体的な変化などありましたら教えてください。

グ:馬はシーズンごとにどんどん成長してきていますので、日本でもいいところに行けることを期待しています。