毎日王冠で僅差4着のダイワキャグニーが追い比べ制して4勝目…キャピタルS

ダイワキャグニー

11月25日(土)、5回東京7日目11Rでキャピタルステークス(芝1600m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の1番人気・ダイワキャグニー(牡3、美浦・菊沢厩舎)が優勝。好スタートから軽く仕掛けられながらハナに立ち、3コーナー付近でミュゼエイリアンに譲って2番手に。内ラチぴったりのところを手応え良く追走し、直線を向いて前の馬を捌きながら追い出されると鋭く伸びて抜け出す。最後はサトノアレスに詰め寄られて追い比べの形となったが、クビ差先着でゴール。勝ちタイムは1:32.6(良)。

2着にはクビ差で2番人気・サトノアレス(牡3、美浦・藤沢和厩舎)、3着には2馬身半差で3番人気・レアリスタ(牡5、美浦・堀厩舎)が続いて入線した。

勝ったダイワキャグニーの近親には04年北九州短距離S(OP)を勝利したフサイチオーレ、半兄にオープンクラスまで勝ち上がったミエノワンダーがいる。1つ下の半弟ジュンパッションは2戦目で初勝利を挙げている。
17年春のプリンシパルSでは古馬顔負けの好時計で快勝。レース間隔が詰まった日本ダービーでは14着と力を出し切れなかったが、秋初戦の毎日王冠(G2)ではG1馬、古馬に混じって僅差の4着と能力を示していた。
馬主は大城敬三氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

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1着 ダイワキャグニー(菊沢調教師)
「抜け出してからフワフワするところは見せましたが、2着馬がきてから良い併せ馬の形になってもうひと伸びしてくれました。初めての古馬との対戦とマイルでどんなものかと思っていましたが、思っていた以上に器用に立ち回ってくれました。早めに抜け出したくらいの内容でしたし、東京コースは本当に上手ですね」

2着 サトノアレス(ルメール騎手)
「前の馬を交わすかというときに、少しブレーキをかける感じになりました。完璧な競馬でしたし、ラスト150メートルのところでは絶対に勝てると思いましたが…」

3着 レアリスタ(ムーア騎手)
「スタートが良く、良い感じで運べました。最後は前のスペースに入っていくだけのスピードが足りず内に切り返す場面もありましたが、よく脚を使って走ってくれています」

4着 サンライズメジャー(大野騎手)
「最後は良い脚を使ってくれました。外を回った馬のなかでは、1番走ってくれていると思います。前走も確実に走ってくれましたし、展開ひとつでチャンスがあると思います。休み明けを叩いてガス抜きも出来ていたようで、前走より調子も良かったです」

5着 マイネルアウラート(津村騎手)
「冬場は調子が良いと聞いていました。予定より一列後ろにはなりましたが、勝ち馬の後ろにつけられましたし終いもちゃんときてくれました。馬が調子を上げてきていると思います」

  • ダイワキャグニー
  • (牡3、美浦・菊沢厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:トリプレックス
  • 母父:サンデーサイレンス
  • 通算成績:7戦4勝

ダイワキャグニー
ダイワキャグニー

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