【ジャパンC】3着キタサンブラック落鉄していた…武豊「あれ?という感じ」

キタサンブラック

ジャパンCで3着に終わったキタサンブラック

●11月26日(日) 5回東京8日目11R 第37回 ジャパンカップ(G1)

連覇を狙った1番人気のキタサンブラック(牡5、栗東・清水久厩舎)は3着に終わった。出遅れた天皇賞(秋)とは違いスタートを決め、昨年と同様にマイペースの逃げ。直線の入り口で後続を引き離す勝ちパターンに持ち込み、残り100mまで先頭を譲らなかったが、最後はシュヴァルグランとレイデオロの末脚に屈した。レース後、武豊騎手は落鉄していたと明かし、ラストランとなる有馬記念での雪辱を誓った。

【武豊騎手のコメント】
「残念です。馬の状態はすごく良かったですし、スタートも良かったです。いいスタートを切って、行く馬が他にいなかったら自分で行くつもりでした。馬場も硬かったですからね。2分23秒台は想定していました。突き放せるかと思いましたが、1、2着馬が強かったですね。左前脚の落鉄はどこでしたかは分からないです。スタートかもしれませんし、分からないです。途中あれ?という感じはありました。違和感はありましたね。追っている感じで、落鉄している気はしました。秋3戦、なかなか全部勝つのは難しいですね。次の有馬記念は、是が非でも勝ちたいです。そういう馬ですからね。有馬は勝ちたいです。今回に関してもよく走っていると思います。悪い内容ではなかったです」

【清水久詞調教師のコメント】
「左前脚の落鉄が痛かったです。4着馬は離しているように、強い競馬はしています。いい位置で走れていましたし、こういう展開も想定していました。タイムも去年より詰めています。脚元を確認して、仕切り直しですね。次は最後なので、思いっきり仕上げます」

キタサンブラック