【有馬記念】キタサンブラック 躍進の立役者・黒岩「僕もこれでホッとしました」

キタサンブラック

ラストランの仕上げも黒岩騎手が手綱をとった

20日、有馬記念の(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

これが現役ラストランとなるキタサンブラック(牡5、栗東・清水久厩舎)は、CWコースで古馬1000万のビップレボルシオンと併せ、6F86.1-70.1-54.3-39.8-12.4秒でキッチリと先着を果たした。

もちろん、この日の鞍上は長く調教パートナーを務めてきた黒岩悠騎手。「時計よりも馬の雰囲気を重視しました。1週前にしっかりやって、レースが近いことをわかってくれているはず。キビキビとした動きで問題はないですね。以前と比べると、トレセンにいる間はもうエエやろ?っといった感じは出てきていますが、今回も手加減したつもりではありません。叩き3戦目で結果が出ていないことは、みんな考えているはず。僕もこれでホッとしました」と自信の仕上げで武豊騎手にバトンを渡す。