【阪神C】ひと足お先に皐月賞馬イスラボニータがレコードで有終V!

イスラボニータ

12月23日(土)、5回阪神7日目11Rで第12回阪神カップ(G2)(芝1400m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・イスラボニータ(牡6、美浦・栗田博厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:19.5(良)。

2着にはハナ差で7番人気・ダンスディレクター(牡7、栗東・笹田厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・サングレーザー(牡3、栗東・浅見厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたモズアスコット(牡3、栗東・矢作厩舎)は4着に敗れた。

ダッシュ良く飛び出したアポロノシンザンがそのまま主導権を握る。イスラボニータは先行集団に取り付くも控えて中団へ。モズアスコット、レーヌミノルはイスラボニータの外、サングレーザーは後方5番手あたりを進み、昨年の覇者・シュウジは最後方から終いにかける。
逃げるアポロノシンザンはラスト1Fで一杯。代わって好位からレースを進めたダンスディレクターが満を持して先頭に躍り出る。そこへ猛然とイスラボニータが襲いかかり2頭の一騎討ち。最後の最後にハナ差前へ出たのはイスラボニータだった。

勝ったイスラボニータは、14年の皐月賞馬で、これが現役ラストラン。古馬になってからはG1で好走しながらなかなか勝ち星を挙げることが出来なかったが、4月のマイラーズCをC.ルメール騎手とのコンビで勝って2年7カ月ぶりの勝利。そして、このラストランは明日の有馬記念でラストランを迎えるキタサンブラックの主戦・武豊騎手が手綱をとるダンスディレクターとの激しいデッドヒートを制してレコード勝ち。ひと足先に有終の美を飾った。
馬主は有限会社社台レースホース、生産者は浦河町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「美しい島(西)」。

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  • イスラボニータ
  • (牡6、美浦・栗田博厩舎)
  • 父:フジキセキ
  • 母:イスラコジーン
  • 母父:Cozzene
  • 通算成績:25戦8勝
  • 重賞勝利:
  • 17年阪神C(G2)
  • 17年マイラーズC(G2)
  • 14年皐月賞(G1)
  • 14年セントライト記念(G2)
  • 14年共同通信杯(G3)
  • 13年東スポ杯2歳S(G3)

イスラボニータ
イスラボニータ

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