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近親にディープブリランテ!ウイングセクションが好位外目から押し切り…中山新馬
2017/12/24(日)
12月24日(日)、5回中山8日目5Rで2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、江田照男騎手騎乗の9番人気・ウイングセクション(牡2、美浦・田中剛厩舎)が優勝。五分のスタートから好位の外目をスムーズに追走。内に潜ることはせず、終始外々をまわることになったが、4コーナーでも手応えは良く、内の馬を飲み込むように直線入り口から一気に抜け出し、後続の追撃を振り払った。勝ちタイムは2:06.2(良)。
2着には1馬身1/4差で1番人気・ウムラオフ(牡2、美浦・堀厩舎)、3着にはアタマ差で10番人気・ロンデル(牝2、美浦・手塚厩舎)が続いて入線した。
勝ったウイングセクションの近親には12年日本ダービー馬ディープブリランテ、04年阪神JF(G1)を勝利したショウナンパントル、14年ニュージーランドT(G2)を勝利したショウナンアチーヴなどがいる。馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「翼型」。
1着 ウイングセクション(田中剛調教師)
「攻め馬は動いていましたし、期待の大きな馬です。血統的にマイル向きかと思っていて、本来は来週に使い出そうかと思っていたんです。ただし、頭数が多く、除外の可能性もありますので、ここに投票しました。ダノンシャンティ産駒ですが、馬は長めにできていて、ストライドも大きい。外枠からゆったり運べましたね。この条件は合っていますよ。次走は様子を見てからになりますが、これから馬が締まり、もっと良くなるでしょう」
2着 ウムラオフ(M・デムーロ騎手)
「よくがんばりました。ちょっとワンペース。流れも遅かった」
3着 ロンデル(福永騎手)
「スタートが速いし、そう抑えるわけにもいかない。超スローになった。それで3着に踏み止まれたが、まともな流れなら、この距離は長いと思う」
4着 ウインブロンクス(松岡騎手)
「早めに動く競馬はしたくなかったけど、スローペースになったからね。自ら行くかたちに。次はいいよ」
7着 アルスラーン(三浦騎手)
「フットワークからもダートタイプに思えた。でも、芝でも伸びている。まだ緩いし、これから良くなるよ」
16着 ノーブルエイム(石橋脩騎手)
「まだこれからの馬です。次に期待します」
- ウイングセクション
- (牡2、美浦・田中剛厩舎)
- 父:ダノンシャンティ
- 母:ウイングオブラック
- 母父:ブライアンズタイム
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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