【ホープフルS】来春を見据えるタイムフライヤー「中山2000mはこなせないと」

タイムフライヤー

坂路で調整されるタイムフライヤー(左)

24日、ホープフルS(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

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オープン勝ちと京都2歳S(G3)で2着の実績を持つタイムフライヤー(牡2、栗東・松田国厩舎)は23日に坂路コースでの追い切り。助手を背に2歳500万下の馬を0.1秒追走し、一杯に追われて52.7-38.3-25.2-12.6秒で同入した。

12月26日にも坂路コースで時計を出すなど、入念に乗り込まれてきた。松田国英調教師は「追い切りは全体時計も良かったし、動きも言うことありませんね。柔らか味があるし、いい感じに気持ちが乗っていました。来年のG1を考えたら中山2000mはこなせないといけない。いい競馬をして来年につなげていきたいですね」と見通しを明かした。

2勝馬マイハートビート(牡2、栗東・高橋忠厩舎)は24日にポリトラックコースでの追い切り。助手が騎乗して74.2-58.3-42.7-13.1秒を馬なりでマークした。

G1の舞台に送り出す高橋義忠調教師は「木曜に追い切っているし、日曜はポリトラックで楽走です。状態は変わりないですよ。木曜は津村ジョッキーに跨ってもらって特徴を掴んでくれたと思う。うまくレースを組み立ててくれると思います」と語った。

12月9日に阪神芝2000mの未勝利戦を勝ったリュヌルージュ(牝2、栗東・斉藤崇厩舎)は、Cウッドコースで古馬500万下を1.2秒追走する形で併せ馬。70.3-54.6-40.4-12.6秒のタイムで0.1秒先着した。

斉藤崇史調教師は「使ってきている馬なので、強い追い切りは必要ありませんからね。これで十分です。先行力があって長くいい脚を使える。しぶといタイプですからね。中山コースではプラスに作用するのではないでしょうか」とコメントした。

マイハートビート

坂路で調整されるマイハートビート