【東京大賞典】疲れ知らずのケイティブレイブ「今年、一番いい状態じゃないかな」

25日、東京大賞典(G1、大井ダート2000m)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

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前走のチャンピオンズカップ(G1)は4着だったケイティブレイブ(牡4、栗東・目野厩舎)は、三津谷隼人騎手(レースでは福永祐一騎手)が乗って坂路コースでの追い切り。一杯に追われて53.4-39.0-25.1-12.1秒をマークした。

目野哲也調教師は「G1連戦になるけど、順調だね。追い切りもしっかりやれたし、今年、最後のレースだけど、一番いい状態じゃないかな。大井は帝王賞も勝った。出遅れて勝てたんだもんね。悪いイメージはないから」と状態面に太鼓判を押した。

2走前に東京大賞典と同じ大井ダート2000mのJBCクラシック(Jpn1)で3着に入ったミツバ(牡5、栗東・加用厩舎)は、坂路コースで助手を背に馬なりで追われ、55.2-39.7-26.2-12.9秒の時計を出した。

前走のチャンピオンズC(G1)は後方から追い上げて6着も、加用正調教師は「2走前のJBCクラシックはいい競馬ができたけど、前走はさっぱり。一線級を相手に後ろから差すのは難しいよね。やっぱりこの馬らしい位置で競馬をさせたい。ある程度のポジションはとって運びたいね」と見通しを明かした。

ロンドンタウン(牡4、栗東・牧田厩舎)は、助手が騎乗してCウッドコースで83.3-66.4-51.0-37.5-11.7秒。直線で強めに追われた。

エルムS(G3)、コリアカップ(韓国G1)を連勝して臨んだ前走のチャンピオンズC(G1)は15着と大敗。宇田助手は「前走でも調子はいいと思ってたんですけど、海外遠征後で目に見えない部分もあったのかな。幸いにどこにも異常はなかったし、ここを目標に順調にきました。追い切りの動きも良かったしね。自分のリズムで走って変わってもらいたい」と巻き返しを誓った。