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【東京大賞典】コパノリッキー逃げ切って有終の美!G1通算11勝目の新記録で飾る
2017/12/29(金)
12月29日(金)、大井競馬10Rで第63回 東京大賞典(G1)(ダート2000m)が行われ、、田辺裕信騎手の3番人気・コパノリッキー(牡7、栗東・村山厩舎)が優勝。見事な逃げ切り勝ちで史上初のG1通算11勝目を挙げ、ラストランを飾った。勝ちタイムは2:04.2(良)。
3馬身差の2着には後方から追い込んだ2番人気・サウンドトゥルー(セ7、美浦・高木登厩舎)、3着には2番手から粘ったケイティブレイブ(牡4、栗東・目野厩舎)が入線した。
コパノリッキーが押してハナを主張し、直後をケイティブレイブが追走。インカンテーション、ミツバ、ロンドンタウンが好位につけた。サウンドトゥルーとアポロケンタッキーは中団の後ろで待機。縦長の展開で4コーナーを迎えた。
楽な手応えで直線に入ったコパノリッキーは、一気にケイティブレイブとの差を広げる。残り200mでセーフティーリードを奪い、外から懸命に追い込んできたサウンドトゥルーに影をも踏ませなかった。引退レースを飾り、田辺騎手は高々と左手を突き上げた。
コパノリッキーは4歳だった2014年、フェブラリーSを16番人気で勝ってG1初制覇。その後7歳まで毎年G1タイトルを積み重ね、ホッコータルマエのG1通算10勝をラストランで上回った。東京大賞典のレース後には、大井競馬場で引退式が行われた。
馬主は小林祥晃氏、生産者は日高町のヤナガワ牧場、馬名の由来は「冠名+人名より」。東京大賞典1レースの売上42億7307万1200円(前年比114.5%)は、地方競馬1レースの売上レコード。入場者数は3万5221人(前年比101.8%)だった。
「ホッとしました。記録も掛かっていましたが、一番いい形で締めることができました。楽に行ければと思っていましたが、後半はリズム良く、自分のイメージ通りに乗れました。この馬で初めてG1を勝たせていただき、しかも16番人気で、インパクトを与えることができましたし、僕の知名度を上げてくれました。この馬の子どもで結果を残せたらと思います」
「本当に嬉しいですね。火曜にオーナーとジョッキーと話していた通りの競馬でした。入厩したころは正直、そこまで期待は高くなく、食べることばかりを考えていた馬でしたが(笑)、引退レースを飾れてよかったです。今後は産駒を管理して、勝ちたいですね」
- コパノリッキー
- (牡7、栗東・村山厩舎)
- 父:ゴールドアリュール
- 母:コパノニキータ
- 母父:ティンバーカントリー
- 通算成績:33戦16勝
- 重賞勝利:
- 17年東京大賞典(G1)
- 16~17年マイルCS南部杯(Jpn1)
- 14、16~17年かしわ記念(Jpn1)
- 16年帝王賞(Jpn1)
- 14~15年JBCクラシック(Jpn1)
- 14~15年フェブラリーS(G1)
- 15年東海S(G2)
- 13年兵庫チャンピオンS(Jpn2)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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