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【中山金杯】飛躍の年となるかウインブライト「順調にいけばG1を目指していきたい」
2018/1/4(木)
中山金杯に向けて松岡騎手を背に追い切りを行うウインブライト
3日、中山金杯(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
●前走、福島記念を勝利したウインブライト(牡4、美浦・畠山吉厩舎)は、松岡正海騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.0-68.6-53.6-39.5-13.7秒をマークした。
「まだ体に緩さがあってボテッとするので、この中間は先生と相談して長めの距離を乗る調整をしてもらってきました。水曜日の追い切りはあまりやり過ぎないようにしましたし時計は目立ちませんが、ここまで全体的な量は積んできています。この馬の仕上げは自分に任せてもらっていますが、前走の福島記念のときはあまり上手く仕上げられませんでした。少し太め残りだと思って最終追い切りで終いにやったら、トモに疲れが残っていました。今回は追い切りでそこまで負荷をかけていないので、馬がフレッシュですし前走よりも良い状態だと思います。
精神面はだいぶドッシリしてきた感じがありますが、体はまだ良くなる余地がありますし、今年の秋くらいにはこの馬の完成した姿を見せられるかと思っています。距離はマイルから2000くらいが良さそうです。前走は馬場を考えて早めに動いた割りに他に差されなかったのは、あのメンバーでは力が上だったということだと思いますし、決してデキが良くなかったなかで結果を出せたことは評価できると思います。この先順調にいけばG1を目指していきたいと思っていますし、ここでハンデどうこうは言っていられない気持ちです」
●前走、キャピタルステークスで10着だったアウトライアーズ(牡4、美浦・小島茂厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F52.8-38.7-25.1-12.3秒をマークした。
「距離1800くらいの条件で使いたいと思いながら調整を進めていたところ、自分が調教で乗ってみた感じ、馬に落ち着きがあって息遣いも良かったのでこれなら2000でもいけるのではないかと思いましたし、蛯名騎手も追い切りの感触から距離は大丈夫ではないかということでここを使うことにしました。去年の春頃は調教でも気負っていましたが、今はカーッとならなくなったところが良いと思います。ハンデも軽いですし、ハマれば面白いと思います」
中山金杯に向けて追い切りを行ったアウトライアーズ
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