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【AJCC】ダンビュライトがM.デムーロとの新コンビで待望の重賞初制覇!
2018/1/21(日)

1月21日(日)、1回中山7日目11Rで第59回アメリカジョッキークラブカップ(G2)(芝2200m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気・ダンビュライト(牡4、栗東・音無厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:13.3(良)。
2着には2馬身差で1番人気・ミッキースワロー(牡4、美浦・菊沢厩舎)、3着には半馬身差で8番人気・マイネルミラノ(牡8、美浦・相沢厩舎)が続いて入線した。
マイネルミラノがスタートから1コーナー入り口まで押してハナを奪う。ミッキースワローはスッと控える。2番手にトミケンスラーヴァ、3番手にダンビュライトが追走。この3頭が後方を引き離して先行する。少し離れてショウナンバッハ、ゴールドアクター、ディサイファ、レジェンドセラー、トーセンビクトリー、ミッキースワロー、シホウ、マイネルディーンとほぼ等間隔に並んで隊列を形成。
1000m通過辺りでマイネルミラノが大逃げ、ダンビュライトが離れた2番手と、差は広がり、後続からはミッキースワローやディサイファが猛追態勢。直線に入るとダンビュライトが楽な手応えのままマイネルミラノに急接近、坂の途中で交わして押し切った。ミッキースワローは差し届かず2着、3着には逃げたマイネルミラノが粘り込んだ。
勝ったダンビュライトのきょうだいには17年ダイヤモンドS(G3)で2着があるラブラドライトがいる。近親にはG1・2勝のマリアライト、ジャパンダートダービー(Jpn1)など重賞5勝のクリソライト、5連勝で06年ジャパンカップダート(G1)を制したアロンダイトなどがいる。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「無色透明、淡いピンク、黄色、紫などの色彩をもつパワーストーン」。
「調教で凄くいい状態でしたし、何度も過去のレース映像を見て、1頭になるとフワっとする面があると思いました。2番手でもよく我慢してくれました。スタートも良かったですし、直線もいい脚を使ってくれましたね。すごくいい勝ち方だったと思います。とても高い能力がありますね」
「嬉しいです。レース前はミルコさんに『好きなように乗っていいよ』と言ったら、本当に好きに乗っていましたね(笑)。緩いペースでしたし、いい感じで競馬できたと思います。3コーナーで息が入りましたし、頑張ってくれましたね。
菊花賞の後、放牧を挟んだ前走サンタクロースSであっさり勝ったことで良くなっているなと思いました。状態は前走より更に上がっていましたね。馬体はもう少し大きくなってほしいくらいです。この後は来週、一旦放牧に出します。今のところ大阪杯に直行の予定です。
今日は前目で恵まれたところもあると思いますし、もう一回り成長してほしいところです。精神的にもまだ幼いですし、人が乗ってからテンションが上がるところがあります。そこが改善されればいいですね」
- ダンビュライト
- (牡4、栗東・音無厩舎)
- 父:ルーラーシップ
- 母:タンザナイト
- 母父:サンデーサイレンス
- 通算成績:11戦3勝
- 重賞勝利:
- 18年アメリカJCC(G2)


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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