チェスナットコートなど≪東京9・10・12R≫レース後のコメント

1月28日(日)、1回東京2日目9Rでセントポーリア賞(芝1800m)が行なわれ、大野拓弥騎手騎乗の5番人気・ハッピーグリン(牡3、招待・田中厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.8(良)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・リビーリング(牡3、美浦・萩原厩舎)、3着には1馬身半差で6番人気・プロトスター(牡3、美浦・戸田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダークナイトムーン(牡3、美浦・尾関厩舎)は4着に敗れた。

1着 ハッピーグリン(田中淳司調教師)
「道中がスローでしたので、少し心配しましたが、手応え良く進められました。内々で運んで結果が出ていませんでしたから、大野騎手には外へ持ち出してほしいと伝えていたんです。それでポジションも後ろになったのですが、直線はいい脚を使えました。ダートをこなせても、コスモス賞は仕掛けが早かったとジョッキーは話していましたし、体型や血統を見ても芝向きです。マイルくらいが最適かと思っていましたが、この条件で折り合いが付き、もう200mくらい延びても対応できるでしょう。弥生賞などを含め、クラシック路線に挑戦したいですね。ただし、ゲートで制裁を受けてしまい、今後についてはJRAの判断次第となります」

2着 リビーリング(戸崎騎手)
「直線は刺さっていました。それでも、2戦目なのに、現級突破のメドが立ちましたよ」

4着 ダークナイトムーン(田辺騎手)
「遅いペースでからまれずに行け、これならばと思たのですが。硬い馬場状態が響き、切れ味が見られなかった。ソフトなコースが合います」

5着 トキノパイレーツ(津村騎手)
「がんばりました。芝でも走れますね。力を付けてきました」

6着 エピックスター(柴田善騎手)
「スタートで集中できず、まだ子供っぽい。怒られれば、馬の間にも入っていけるんだけど。これからレースを覚えていけば」

8着 ローザフェリーチェ(C・ルメール騎手)
「スタートが決まらなかったし、馬場が硬いのを嫌がっていた。フットワークがぎこちなかったよ」

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10Rで早春ステークス(芝2400m)が行なわれ、蛯名正義騎手騎乗の3番人気・チェスナットコート(牡4、栗東・矢作厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:27.0(良)。

2着には半馬身差で4番人気・マイネルヴンシュ(牡4、美浦・水野厩舎)、3着には半馬身差で7番人気・エクセレントミスズ(牡5、栗東・加藤敬厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたホウオウドリーム(牡4、栗東・矢作厩舎)は4着に敗れた。

1着チェスナットコート(蛯名騎手)
「馬がよくなっていました。じっくり行こうと最初から考えていました。思惑通りのレースができましたね。馬に芯が入ってきましたし、こういう競馬もいいのではないでしょうか」

2着マイネルヴンシュ(柴田大騎手)
「広いコースのほうが競馬しやすいですね。内枠がどうかと思いましたがある程度流れてくれましたし、良かったです。ただ勝った馬が強かったですね」

3着エクセレントミスズ(内田騎手)
「前走の内容から、こういうレースもできるんじゃないかと思っていました。よく頑張ってくれました」

4着ホウオウドリーム(戸崎騎手)
「感じは良かったのですが、3、4コーナーの反応が重かったですね。使ってよくなると思います」

5着ポポカテペトル(岩田騎手)
「自分の競馬はできました。一瞬反応してくれましたが、そこからジリジリとしか伸びてくれませんでしたね」

9着トレジャーマップ(松岡騎手)
「ちょっと重かったですね。休み明けの分もあったと思います。冬場はあまり良くないのかもしれません」

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12Rで4歳上1000万(芝1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・サーブルオール(牡5、美浦・萩原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.9(良)。

2着には1馬身半差で2番人気・ダノンキングダム(牡4、栗東・安田隆厩舎)、3着には3馬身半差で4番人気・メイショウテンシャ(牡4、栗東・池添兼厩舎)が続いて入線した。

1着サーブルオール(ルメール騎手)
「うまく折り合いがつきました。速いペースでリラックスしていけましたし、直線も長く脚を使ってくれましたね。まだちょっと太いですし、これなら上の暮らすでもやれると思います」

2着ダノンキングダム(福永騎手)
「以前乗った時より力をつけていますね。ストライドがゆったりしている馬で、今日は自分のリズムでいけました。最後まで頑張ってくれていますが、勝ち馬が強かったですね」

3着メイショウテンシャ(戸崎騎手)
「最後脚を伸ばすイメージで、リズム良く運びました。3、4コーナーで少しモタモタしましたが、長く脚を使ってくれましたね」

4着キミノナハセンター(武藤騎手)
「ゲートで危ない場面がありました。タイミングが合わず、切り替えてじっくり競馬しました。最後は伸びてくれています。一度叩いた次はいいと思います」

5着ローリングタワー(柴田善騎手)
「成長を感じました。もうひとふん張りができるようになるといいですね」

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