【京都記念】4歳G1馬4頭が激突!レイデオロ6枠6番、アルアインは8枠10番に決定

レイデオロ

年明け初戦を迎えるレイデオロ

2月11日(日)、京都競馬場で行われる第111回 京都記念(G2)(4歳上 国際 別定 芝2200m)の登録馬が発表された。

京都記念のネット新聞・出走馬詳細データはコチラ→

今回で111回目を迎える伝統の重賞。ここをステップに春のビッグレースを目指すG1馬も多いが、特殊な適性を求められること、雪などの影響を受けやすいこと、ロングラン開催の後半ということもあり、実績馬たちが苦しむ光景もよく見られる。近年も女傑ジェンティルドンナやダービー馬キズナ、マカヒキが3着以下に沈んできただけに、荒れる要素も孕んでいるレースと言える。

今年は4歳のG1馬が4頭参戦。超豪華メンバーが揃った。始動戦を迎える前年のダービー馬・レイデオロ(牡4、美浦・藤沢和厩舎)は6枠6番に決まった。最優秀3歳牡馬に選ばれた昨年はジャパンCでも2着に食い込むなど、古馬の一線級と互角に戦えることを証明した。主戦であるC.ルメール騎手が騎乗停止のため、D.バルジュー騎手が鞍上を務めるが、先に控えるドバイ遠征のためにも、ここは取りこぼせない一戦だ。

同じくドバイ遠征を見据えるモズカッチャン(牝4、栗東・鮫島厩舎)は5枠5番。G1ではあと一歩の結果が続いていたが、昨年のエリザベス女王杯では内枠から馬群を器用に捌いて念願のタイトルをつかんだ。非根幹距離、そしてパワーのいる馬場はまったく苦にしないだけに、開催後半の馬場は歓迎だろう。

昨年の皐月賞を制したアルアイン(牡4、栗東・池江寿厩舎)は8枠10番に入った。前走の菊花賞は距離が長く、かつ重い馬場に苦しんだことから、参考外と言ってもいいだろう。距離短縮の今回、皐月賞以来の勝利を狙う。

秋華賞馬・ディアドラ(牝4、栗東・橋田厩舎)は3枠3番。モズカッチャン同様エリザベス女王杯以来の実戦となる。それまで3ヶ月で4戦と厳しいローテーションをこなしていただけに、一息入っていいリフレッシュになったのではないか。重い馬場は秋華賞などでこなしており、馬場への不安は少ない。

菊花賞2着馬で、今年飛躍を狙うクリンチャー(牡4、栗東・宮本厩舎)は4枠4番、エリザベス女王杯2着のクロコスミア(牝5、栗東・西浦厩舎)は7枠7番、京都で大崩れないミッキーロケット(牡5、栗東・音無厩舎)8枠9番に入った。京都記念の発走は15時35分。枠順は以下の通り。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 プリメラアスール 54
(牝6、栗東・鈴木孝、酒井学)

2-2 ケントオー 56
(牡6、栗東・西橋、小牧太)

3-3 ディアドラ 54
(牝4、栗東・橋田、福永)

4-4 クリンチャー 55
(牡4、栗東・宮本、藤岡佑)

5-5 モズカッチャン 54
(牝4、栗東・鮫島、M.デムーロ)

6-6 レイデオロ 57
(牡4、美浦・藤沢和、D.バルジュー)

7-7 クロコスミア 54
(牝5、栗東・西浦、岩田)

7-8 アクションスター 56
(牡8、栗東・音無、太宰)

8-9 ミッキーロケット 56
(牡5、栗東・音無、松若)

8-10 アルアイン 57
(牡4、栗東・池江寿、川田)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

この記事をシェアする