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【弥生賞】関西馬を迎え撃つ2戦2勝オブセッション「馬の力がどのくらいか分かる」
2018/2/28(水)
弥生賞に向けて追い切りを行うオブセッション
28日、弥生賞(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
●前走、シクラメン賞をレコード時計で勝利したオブセッション(牡3、美浦・藤沢和厩舎)は、杉原誠人騎手を背に(レースではルメール騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、5F69.2-53.5-39.5-13.0秒をマークした。
「ここ2週続けてやっていますし、今週の動きも良かったです。大型馬ですし、併せた相手が500万クラスだったので外を回る形で追い切りました。徐々に仕上がってきていますし、フットワークも大きいです。前走は開幕週の時計が速い馬場で、初戦は不良馬場と2回違う馬場だったのによく走ってくれました。
血統的にも元々期待していましたし、能力が高く勝負強さもあります。東京コースの方が間違いなく良いとは思いますが、中山でも1800、2000ならそれほど前半から飛ばしていく馬もいないでしょうからね。今回は相手も強いですし、この1戦でこの馬の力がどのくらいか分かるでしょう」
●前走、セントポーリア賞で2着だったリビーリング(牡3、美浦・萩原厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.5-68.7-53.7-39.8-13.4秒をマークした。
「今週の追い切りの動きはまずまずでしたし、ジョッキーも2週続けて乗ったことで感触を掴んでくれたと思います。距離延長やコース替わりも問題ありません。相手は強くなりますが、前走内容も良かったですし重賞のここでも頑張ってもらいたいです」
●前走、3歳新馬(2/4・東京・ダ1600)を勝利したアサクサスポット(牡3、美浦・戸田厩舎)は、武藤雅騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.5-53.7-39.5-13.2秒をマークした。
「今週の追い切りは、後ろから馬なりで追走するようにという指示を受けていました。スッと反応できましたし、動きは良かったです。精神的にも落ち着いています。素軽い走りをしますし、前走あれだけ凄い脚を使っているので芝でも楽しみです」
●前走、3歳未勝利(2/12・東京・芝2400)を勝利したトラストケンシン(牡3、美浦・高橋文厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F50.9-37.1-24.5-12.4秒をマークした。
「中間も順調にきています。今の美浦の馬場は時計も出やすいですし、今週の追い切りは入りも速かったですからね。負荷はちょうど良いと思います。まだ本格化はもう少し先になるかと思いますし、現状では苦しくなると右にモタれる面を見せますが、その意味では前走から400メートル短縮されるのは良いと思います。だいぶ常識にかかって競馬が出来るようになってきましたし、瞬発力を生かせる展開になってくれればと思います」
弥生賞に向けて追い切りを行うリビーリング(左)
弥生賞に向けて追い切りを行うアサクサスポット(左)
弥生賞に向けて追い切りを行うトラストケンシン
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