【金鯱賞】注目の初対決 サトノダイヤモンド5枠5番、スワーヴリチャードは大外8枠9番

サトノダイヤモンド

サトノダイヤモンドは5枠5番!

3月11日(日)、中京競馬場で行われる第54回金鯱賞(G2)(4歳上 国際 指定 別定 芝2000m)の枠順が確定した。

サイレンススズカも制した中京の名物重賞も3月に移転して2年目を迎える。昨年の勝ち馬ヤマカツエースは次走大阪杯で3着となったように、大阪杯のステップレースとして存在感を見せた。今年は過去最高レベルのメンバーが揃ったことで、熱戦が期待される。

有馬記念馬サトノダイヤモンド(牡5、栗東・池江寿厩舎)が5枠5番から凱旋門賞15着以来の実戦を迎える。王者として臨んだ昨年、春は存在感を見せたものの、秋のフランス遠征では思うような結果が出なかった。今回、国内復帰戦で再び力を見せ、キタサンブラックが去った後のターフの王者に再び返り咲けるかどうか注目である。

G1未勝利ながら4歳世代トップクラスの実力を持つスワーヴリチャード(牡4、栗東・庄野厩舎)も、これが2018年初戦で、大外8枠9番からのスタート。前走の有馬記念は展開を考えれば力を見せており、今回はアルゼンチン共和国杯などを圧勝した左回りに替わる。相手は揃ったが、この先に続くG1ロードに向けて、ここは落とせない一戦だ。

もう一つ、このレースの大きな見どころは1枠1番に入ったヤマカツエース(牡6、栗東・池添兼厩舎)の3連覇がなるかどうか。昨秋は道悪に泣いた天皇賞、枠に泣いたジャパンCと運がなかった。この馬のパフォーマンスが最も上がる2000mに戻れば、強敵相手でも互角のパフォーマンスを披露できるだけの力はある馬だ。

他にも前走、同舞台の中日新聞杯を上がり3F33.6の末脚で制した2枠2番メートルダール(牡5、美浦・戸田厩舎)、中京巧者4枠4番サトノノブレス(牡8、栗東・池江寿厩舎)、そして今回が引退レースだという7枠7番デニムアンドルビー(牝8、栗東・角居厩舎)など、少頭数ながらも豪華メンバーとなった金鯱賞の発走は15時25分。枠順は以下のとおり。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 ヤマカツエース 57
(牡6、栗東・池添兼、池添)

2-2 メートルダール 56
(牡5、美浦・戸田、福永)

3-3 ブレスジャーニー 56
(牡4、栗東・佐々晶、三浦)

4-4 サトノノブレス 56
(牡8、栗東・池江寿、幸)

5-5 サトノダイヤモンド 57
(牡5、栗東・池江寿、C.ルメール)

6-6 ダッシングブレイズ 56
(牡6、栗東・吉村、北村宏)

7-7 デニムアンドルビー 54
(牝8、栗東・角居、D.バルジュー)

8-8 アクションスター 56
(牡8、栗東・音無、太宰)

8-9 スワーヴリチャード 57
(牡4、栗東・庄野、M.デムーロ)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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