【マーチS】いよいよ重賞挑戦ハイランドピーク「反応も良く 良い状態で臨める」

21日、マーチステークス(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、上総ステークスを勝利したハイランドピーク(牡4、美浦・土田厩舎)は、助手を背に北Cコースで追われ、5F66.4-51.0-37.6-12.6秒をマークした。

【土田稔調教師のコメント】
「前走は4コーナーまでずっと右手前で走っていたり課題もありますが、昇級戦で期待していた以上の走りを見せてくれました。この中間も順調にきています。今週の追い切りは反応も良くスムーズに加速できていましたし、良い状態で臨めると思います。これまであまりモマれた経験がありませんし、良いスピードがあるので前に行ってスムーズに自分のリズムで走れればと思います。緩急をつけて走れますし、ハンデ55キロも良いので重賞でも楽しみはあります」

●前走、ポルックスステークスを勝利したアルタイル(牡6、美浦・手塚厩舎)は、田中勝春騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F85.4-69.2-53.8-39.5-12.8秒をマークした。

【田中勝春騎手のコメント】
「今週の追い切りは、コーナーを回るときに勢いがつき過ぎたくらいですし良い感じの動きでした。前走よりもデキが良さそうですし、力は出せると思います。去年のマーチステークスでも3着にきていますし、重賞でもやれると思います」

●前走、総武ステークスを勝利したセンチュリオン(牡6、美浦・田村厩舎)は、大野拓弥騎手を背に(レースでは幸英明騎手が騎乗)南ウッドチップコースで追われ、5F68.2-53.2-39.6-14.3秒をマークした。

【大野拓弥騎手のコメント】
「この中間も勝った前走と同じパターンで調整を進めていて、順調にきています。今週の動きも良かったですし、1回競馬を使ってピリッとした感じもあって上積みはあると思います。馬の気持ちが入っているところが良いと思いますし、調教で動くタイプではないので競馬を使いながら臨めることも良いと思います。

前走はスタートからスッと出ていけましたし、今回も同じような雰囲気があるので前半から流れに乗れるのではないかと思います。今の中山ダートは後方一辺倒では厳しいと思いますし、前走のような形の競馬がマッチするのではないかと思います」

アルタイル

マーチSに向けて追い切りを行うアルタイル

センチュリオン

マーチSに向けて追い切りを行うセンチュリオン(左)