【日経賞】積極的な競馬をソールインパクト 骨折休養明けゼーヴィント

ソールインパクト

日経賞に向けて追い切りを行うソールインパクト

21日、日経賞(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、ダイヤモンドステークスで3着だったソールインパクト(牡6、美浦・戸田厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.0-68.3-53.8-39.7-13.2秒をマークした。

【戸田博文調教師のコメント】
「前走は東京コースの長距離はこなせそうだと思っていましたし、馬もよく頑張ってくれました。年齢を重ねてズブくなってきて良い意味で折り合いに心配が無くなってきましたし、バテそうでバテないところが持ち味です。前々走のように消極的な形では馬がトボけたのか力を出し切れない感じでしたし、難しいところがあります。この中間も変わりなく順調にきていますし、今回は相手も強いので細かいことは考えずに積極的な競馬をしてもらえればと思っています」

●勝利した七夕賞以来の実戦となるゼーヴィント(牡5、美浦・木村厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.6-38.5-12.0秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「今回は骨折休養明けになりますし、中間は試行錯誤しながら調整を進めてきました。今週の追い切りは併せ馬で真っ直ぐ走ってくれたので良かったと思いますが、本当のトップコンディションでやれていたときに比べるとまだノンビリしているかなというのが正直なところです。距離についてはやってみないと分かりませんが、コースは問わずに走ってくれる馬です」

●前走、中山記念で4着だったサクラアンプルール(牡7、美浦・金成厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F54.2-39.0-25.6-12.5秒をマークした。

【金成貴史調教師のコメント】
「今週の坂路での動きがもうひとつでした。前走を使って上積みがあるかと思っていましたが、それほど上向いていない感じがします」

●前走、エプソムカップで10着だったナスノセイカン(牡6、美浦・矢野英厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.2-38.5-12.9秒をマークした。

【矢野英一調教師のコメント】
「左飛節後腫で時間がかかってしまいましたが、もう熱はありませんしその点については心配ありません。今週も終い重点で良い動きを見せていましたし、合格点をあげられる動きだったと思います。8分くらいの仕上がりで臨めると思いますし、次に繋がる内容の競馬が出来ればと思っています」

ゼーヴィント

日経賞に向けて追い切りを行うゼーヴィント

ナスノセイカン

日経賞に向けて追い切りを行うナスノセイカン