【ニュージーランドT】カツジ&松山が追い込み戦法に変えて重賞初勝利!

カツジ

4月7日(土)、3回中山5日目11Rで第36回ニュージーランドT(G2)(芝1600m)が行なわれ、松山弘平騎手騎乗の2番人気・カツジ(牡3、栗東・池添兼厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.2(良)。

2着にはアタマ差で1番人気・ケイアイノーテック(牡3、栗東・平田厩舎)、3着には3/4馬身差で9番人気・デルタバローズ(牡3、美浦・堀厩舎)が続いて入線した。

カシアスがダッシュ良くハナへ。これにエントシャイデン、コスモイグナーツ、ラムセスバローズらが先行ポジション。これらを見ながら内ラチ沿いにデルタバローズ、その外にファストアプローチ、ケイアイノーテック、リョーノテソーロらが中団で脚を溜める。後方2番手にカツジ、最後方にゴールドギアという隊列。
3コーナー過ぎから中団~後方の馬が動き出して、4角では大きく横に広がって直線勝負。その中から伸びてきたのは、内から上手く捌いてきたデルタバローズ、中団外目からケイアイノーテック、大外からカツジ。勝負は急坂を上がってからももつれたが、最後は僅かの差で大外から伸びてきたカツジが差し切った。

勝ったカツジは、新馬戦を勝利した後はデイリー杯2歳S(G2)でジャンダルムの2着、前走のきさらぎ賞(G3)で5着と重賞タイトルには手が届いていなかったが、今回はこれまでの先行策から一変して追い込む競馬で勝ち切った。母は10年北九州記念(G3)を勝利するなど芝・ダ問わず短距離戦で活躍したメリッサ。
馬主は株式会社カナヤマホールディングス、生産者は新ひだか町の岡田スタツド。馬名の意味由来は「人名より」。

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【松山弘平騎手のコメント】
「最後の接戦も勝てて良かったです。リズム重視で焦らず行きました。普段から本当にいい馬で、外に出してからすごくいい伸びでした。次乗れるなら全力で頑張りたいです」

  • カツジ
  • (牡3、栗東・池添兼厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:メリッサ
  • 母父:ホワイトマズル
  • 通算成績:4戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 18年ニュージーランドT(G2)

カツジ
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松山騎手は昨年の皐月賞以来となる重賞勝利


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