【京都新聞杯】きさらぎ賞2着以来グローリーヴェイズ 尾関師コメント

グローリーヴェイズ

京都新聞杯に向けて追い切りを行うグローリーヴェイズ

2日、京都新聞杯(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、きさらぎ賞2着のグローリーヴェイズ(牡3、美浦・尾関厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.4-39.0-12.1秒をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「今週の追い切りは、前の馬の2馬身後ろから追いかけて1馬身抜け出しました。輸送もあるので無理はしていませんが、反応も動きも良かったです。前走で厳しい競馬をして乗り越えるのに時間がかかりましたが、今は体も増えています。

今週はゴールデンウィークのなかの輸送ですし、気温も高いので体が増えての出走になるかは何とも言えませんが、もし減っていたとしてもそれほど気にしなくていいかと思います。馬体ももっと成長してほしいところもありますが、今回も長めの距離ですし先々長距離で頑張ってくれるとしたら、今のようなスラッとした体型の方が良いかもしれません。

まずはダービーに行きたいから、ということで京都新聞杯を使うのではなく、この馬の成長のステップに合わせての番組選びです。元々皐月賞に行ければいいなとは思っていましたが、今も毛ヅヤの感じなどから内面的には完璧ではないかもしれません。コントロールもききますし走りも柔らかいので、馬体の成長と経験を重ねながら自然に良くなってきてくれればと思っています。

このレースはペースが流れるときは流れますし、展開次第では自分から動いていくかもしれませんが、終いをしっかり生かす競馬をしてくれればと思っています」