ドリームキラリ押し切り!坂井瑠&矢作の師弟コンビでV! Sノヴァは2着…欅S

ドリームキラリ

5月26日(土)、2回東京11日目11Rで欅ステークス(ダ1400m)が行なわれ、坂井瑠星騎手騎乗の7番人気・ドリームキラリ(牡6、栗東・矢作厩舎)が優勝。好スタートを切った中から押して押してハナへ。競ってくる馬もおらず先手を奪う。4コーナーで直後にいたベストマッチョに交わされたが、直線ではまた内から抜き返す。2頭のマッチレースの形となり、鞍上の手が大きく動いているのはドリームキラリ、対してベストマッチョは楽な手応えに映る。それでも残り200m付近で盛り返し、そのまま押し切った。勝ちタイムは1:23.8(良)。

2着には1馬身3/4差で1番人気・サンライズノヴァ(牡4、栗東・音無厩舎)、3着には3/4馬身差で11番人気・サトノファンタシー(牡5、栗東・松田国厩舎)が続いて入線した。

勝ったドリームキラリは先行力を武器に、17年ポルックスS(OP)を勝利。以降は重賞挑戦や様々な距離を使われ、勝ち切れないながらも好走を続けてきた。約1年4ヶ月ぶりに勝利を挙げた。近親には京都記念(G2)とアルゼンチン共和国杯(G2)の重賞2勝トレイルブレイザーがいる。馬主はライオンレースホース株式会社、生産者は米のColtsNeckStablesLLC。馬名の意味由来は「冠名+キラリ。キラッと光る走り」。

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1着 ドリームキラリ(坂井瑠騎手)
「早めに来られて厳しい流れになりました。直線でも他馬に一旦出られましたが、差し返す根性を見せてくれました。以前に比べて行き脚がつくようになったところが成長したポイントだと思います。とにかく根性がすごい馬です」

2着 サンライズノヴァ(戸崎圭騎手)
「今日はゲートの中で待つ時間が長かったですし、いつもと同じですがゲートは遅れました。前が残るなか、最後はよく脚を使って差を詰めています」

3着 サトノファンタシー(石橋脩騎手)
「この馬で勝たせてもらっていますし、良いイメージを持っていました。勝ったときはかかり気味に走って押し切っていましたし、変に落ち着くと力を出し切れない感じがあるかと思って、ハミを取らせながら乗りました。最後まで諦めずに走って3着まできていますし、よく頑張っています。能力はあるので、それを発揮できるかどうかでしょう」

4着 ベストマッチョ(ボウマン騎手)
「あの止まり方は距離かと思います。ブリンカーはきいて集中して走れていますし、芝でもダートでも1200くらいでやれそうです。1400を使うならブリンカーは外した方が良さそうです」

5着 ダノングッド(田辺騎手)
「前走の勝ちっぷりから楽しみにしていました。着順は落としてしまいましたが、終いは良い脚を使ってくれました。今日は前がやり合わず、展開も向かなかったので仕方ありません」

  • ドリームキラリ
  • (牡6、栗東・矢作厩舎)
  • 父:Giant’s Causeway
  • 母:Truant
  • 母父:Gone West
  • 通算成績:31戦7勝

ドリームキラリ
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