【ラジオNIKKEI賞】メイショウテッコンが好位差しの競馬で重賞初勝利!

メイショウテッコン

7月1日(日)、2回福島2日目11Rで第67回ラジオNIKKEI賞(G3)(芝1800m)が行なわれ、松山弘平騎手騎乗の2番人気・メイショウテッコン(牡3、栗東・高橋忠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.1(良)。

2着には半馬身差で1番人気・フィエールマン(牡3、美浦・手塚厩舎)、3着には3/4馬身差で9番人気・キボウノダイチ(牡3、栗東・松元茂厩舎)が続いて入線した。

ダッシュ良くハナを奪ったのはキボウノダイチ。3番手にメイショウテッコン、少し離れてエイムアンドエンドやキューグレーダーが追走。その後方、外目でイェッツト、フィエールマンが脚を溜める。直線では残り200mを切ってもキボウノダイチが粘っているが、すぐ外からメイショウテッコンが猛追、後方外からはフィエールマンが伸びてきて大混戦のままゴールイン。

勝ったメイショウテッコンは圧勝した白百合Sに続いて4勝目。重賞初勝利。掛かり気味の追走に映ったが、控える競馬でも結果を残したことで秋以降も活躍が期待される。馬主は松本好雄氏、生産者は新ひだか町の下屋敷牧場。馬名の意味由来は「冠名+鉄魂」。

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1着 メイショウテッコン(松山騎手)
「内枠だったのであまりモマれたくないと考えていて、できればスムーズな競馬をしたいと思っていました。道中は少しハミを噛むところもありましたが、よくガマンしてくれました。3コーナー辺りから外に出したときもしっかり反応してくれました。抜け出してからは少しジリッぽくなるところもありましたが、持ち味の粘り強さを生かして2着馬のすごい脚をよく凌いでくれました。強い勝ち方でした。能力がありますし、この先落ち着きが出てくれば更に良いと思います」

2着 フィエールマン(石橋脩騎手)
「課題のスタートはよく出てくれました。開幕週の馬場を考えると最後方から1頭ポツンという形は厳しいと思っていたので、道中は馬に気を持たせながら追走しました。ペースが流れていたのであの位置で良かったと思います。アテにしていた馬がなかなか動きませんでしたし、自分から動くとかなり外を回る形になるので追い出しをガマンしましたが、その分最後はすごい脚を使ってくれました。馬はよく頑張ってくれましたが、人気に応えられず申し訳ありません」

3着 キボウノダイチ(戸崎圭騎手)
「トップスタートを切って道中スムーズにハナに行けましたし、この馬の持ち味を生かせたと思います。まだまだ良くなりそうです」

4着 マイハートビート(石川騎手)
「二の脚がつかず、後ろからになりました。開幕週の馬場なので内を狙っていましたが、3、4コーナーで上手く内があきましたし上手に競馬をしてくれました」

5着 エイムアンドエンド(大野騎手)
「インで脚を溜めて運べました。久々でしたが、最後もよく伸びています」

6着 ケイティクレバー(小林徹騎手)
「1コーナーまで、ポジションを取りにいくまでの距離が足りませんでした。最後はきていますし、もう少し距離があっても良さそうです」

7着 ロードアクシス(酒井騎手)
「ある程度行く馬がいたので、それを見ながら競馬ができました。1コーナー辺りでハミを噛むところがありましたが、ペースが流れていたので終始スムーズに追走できました。4コーナーの手応えも良く直線でもスムーズに外に出せましたが、最後は伸びあぐねてしまいました。外にモタれていた辺りは、休み明けの分かと思います」

11着 イェッツト(蛯名騎手)
「終始手応えがなく追い通しでしたし、小回りコースで脚が溜まるところがありませんでした。時計のかかる馬場だったらまた違ったかもしれませんが、まだこれからの馬ですしこの先順調にいってくれれば、と思います」

  • メイショウテッコン
  • (牡3、栗東・高橋忠厩舎)
  • 父:マンハッタンカフェ
  • 母:エーシンベロシティ
  • 母父:Lemon Drop Kid
  • 通算成績:7戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 18年ラジオNIKKEI賞(G3)

メイショウテッコン
メイショウテッコン

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