【中京記念】未完の大器グレーターロンドンは大外8枠16番!

グレーターロンドン

大外8枠16番に入ったグレーターロンドン

7月22日(日)、中京競馬場で行われる第66回中京記念(3歳上 国際 ハンデ 芝1600m)の枠順が確定した。

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真夏の中京マイルに移設されてから今年で7回目を迎える。以前は3月の中距離で行われていたが、今は秋に向けて飛躍を期するマイラーたちが集結するレースに様変わりしている。ハンデ戦らしく軽ハンデの馬たちが馬券に絡む一方、2014年の勝ち馬サダムパテックのように、GI馬が地力を見せて勝ち切ることもあり、馬券的にも難解なレースと言えるだろう。

大外8枠16番に入った大器グレーターロンドン(牡6、美浦・大竹厩舎)がここでも人気を集めることとなりそうだ。慢性的な蹄の不安もあり思うようなローテーションで使うことができない馬。ここ2戦はダービー卿チャレンジトロフィー5着、京王杯スプリングカップ4着と馬券に絡めていないが、安田記念や毎日王冠でも強敵相手に接戦を演じるなど、その実力はG1でも足りるものがある。その実力はここでも最上位だ。

再び軌道に乗ってきた6枠12番ロジクライ(牡5、栗東・須貝尚厩舎)も有力候補。前走のマイラーズカップは厳しい展開で逃げたこともあり7着に終わってしまったが、その前の2連勝は十分評価に値するものだった。元々シンザン記念で後の桜花賞馬ジュエラーを倒すなど素質のあるところを見せていたが、長期休養を挟んで以降、使いつつ調子を上げてきている。秋に向けてここで賞金を加算しておきたいところだろう。

現5歳世代を代表する実力馬スマートオーディン(牡5、栗東・池江寿厩舎)が1枠1番から復活を狙う。2歳時に東京スポーツ杯2歳Sを圧巻の末脚で差し切り、3歳時に毎日杯で上がり3F32.7という豪脚を見せて勝利。その次走、2200mの京都新聞杯も制するなど、その対応力と末脚の切れ味はGIでも勝負になる可能性を秘めている。2年間の休養を挟んで迎えた前走エプソムカップは12着だったものの、叩いた今回は一変もありえそうだ。

切れ味鋭い末脚が魅力の7枠14番ミエノサクシード(牝5、栗東・高橋亮厩舎)、連覇を狙う7枠13番ウインガニオン(牡6、栗東・西園厩舎)など、夏のマイル王狙う中京記念の発走は15時35分。枠順は以下の通り。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 スマートオーディン 57.5
(牡5、栗東・池江寿、松山)

1-2 ロワアブソリュー 54
(牡5、栗東・須貝尚、北村友)

2-3 ブラックムーン 57.5
(牡6、栗東・西浦、幸)

2-4 リライアブルエース 54
(牡5、栗東・矢作、戸崎)

3-5 フロンティア 53
(牡3、栗東・中内田、福永)

3-6 コウエイタケル 54
(牡7、栗東・山内、鮫島駿)

4-7 アメリカズカップ 57
(牡4、栗東・音無、松若)

4-8 マイネルアウラート 55
(牡7、美浦・高橋裕、国分優)

5-9 ダイメイフジ 56
(牡4、栗東・森田、酒井学)

5-10 ガリバルディ 57
(牡7、栗東・藤原英、和田竜)

6-11 ワントゥワン 52
(牝5、栗東・藤岡健、M.デムーロ)

6-12 ロジクライ 56
(牡5、栗東・須貝尚、浜中)

7-13 ウインガニオン 57.5
(牡6、栗東・西園、津村)

7-14 ミエノサクシード 53
(牝5、栗東・高橋亮、川島信)

8-15 ムーンクレスト 55
(牡6、栗東・本田、松田)

8-16 グレーターロンドン 56.5
(牡6、美浦・大竹、田辺)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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