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【レパードS】グリムが内田博との新コンビで重賞制覇!前走9着から巻き返す
2018/8/5(日)
8月5日(日)、2回新潟4日目11Rで第10回レパードステークス(G3)(ダ1800m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の5番人気・グリム(牡3、栗東・野中厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:52.0(良)。
2着にはクビ差で10番人気・ヒラボクラターシュ(牡3、栗東・大久龍厩舎)、3着には3馬身差で9番人気・ビッグスモーキー(牡3、栗東・清水久厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたグレートタイム(牡3、栗東・藤原英厩舎)は6着に敗れた。
好スタートからハナを奪ったのはグリム。先行集団にビッグスモーキーやアルクトス、ヒラボクラターシュが続く。中団にドンフォルティス、やや後ろにグレートタイム、最後方にアドマイヤビクターといった隊列。
マイペースで逃げるグリムが手応え良く直線に向き、その外から一気に詰めてきたのがビッグスモーキーやヒラボクラターシュ。そこからヒラボクラターシュがグリムに詰め寄ったが、グリムが粘り腰を発揮して最後まで押し切った。
勝ったグリムの半兄は1600万下まで勝ち上がったヴァイサーリッター。近親には長距離のオープン特別で2度の2着があるホワイトハピネスやオープンクラスまで勝ち上がったサンバビーンがいる。馬主は株式会社カナヤマホールディングス、生産者は新ひだか町の服部牧場。
1着 グリム(内田博騎手)
「6番枠だったので逃げにはこだわらないと思っていましたが、前走は囲まれて出られない感じがありましたし、マイルを使ってスピードもあったのでわざわざ抑え込んだりしないでハナに立ちました。自然と行く形になりましたし、ペースも落ち着いて良い形で競馬ができました。並ばれてからも渋太く伸びるところが持ち味ですし、2着馬がきたときにもうひとつギアが入りました。1800をこなしてくれたので少しずつ幅が広がっていくと思いますし、これからが楽しみな馬です」
2着 ヒラボクラターシュ(福永騎手)
「イメージ通りの競馬ができましたが、最後は差し返されてしまいました。残念です」
3着 ビッグスモーキー(大野騎手)
「1回使って上積みを感じました。大型馬で先行するタイプなので、こういうコースは合っていると思いますし最後まで渋太く頑張ってくれました」
4着 ドンフォルティス(石橋脩騎手)
「内枠を生かして立ち回れましたし、思っていたより良い位置を取れました。道中は促す程度で運べましたし、直線に向いたときも良い手応えでした。これで砂を被らない位置に出せば伸びると思いましたし、進路を取ってからはシュッと伸びましたが、あとはダラッとなってなだれ込む形になりました。今日は暑さもありましたし、まだこれから成長してくる段階の馬ですからね。更に良くなっていくと思います」
5着 アルクトス(田辺騎手)
「瞬発力勝負になってしまいましたからね。ペースが遅かったので前に行っても良かったかもしれませんが、これまで抑える競馬を続けてきましたからね。今日は展開が向きませんでした」
6着 グレートタイム(ルメール騎手)
「馬が少し疲れていて、スタートから進んでいきませんでした。ポジションを上げていこうと思っても反応しませんでした。リフレッシュさせれば、またやれると思います」
7着 オノリス(北村宏騎手)
「ゴチャつくところがあって苦しい立ち回りになりましたが、馬は諦めずに最後まで伸びてくれました。ペースがもう少し流れてほしかったですけど、進路があいてからは良い脚を使ってくれました。今後も頑張ってくれそうです」
9着 アドマイヤビクター(戸崎圭騎手)
「前半でポジションを取れず後ろからになって、流れに乗れませんでした。キャリアの浅さが出た感じです」
- グリム
- (牡3、栗東・野中厩舎)
- 父:ゼンノロブロイ
- 母:ブランシュネージュ
- 母父:サクラバクシンオー
- 通算成績:7戦4勝
- 重賞勝利:
- 18年レパードS(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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