主導権を握ったアドマイヤリアルがそのまま押し切り!…新潟日報賞

8月11日(土)、2回新潟5日目11Rで新潟日報賞(芝1400m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の7番人気・アドマイヤリアル(牡5、栗東・梅田智厩舎)が優勝。五分のスタートから仕掛けられ、内枠を利してスッとハナへ。4コーナーでは外から被されそうになったが、手応えは良く動じることなく直線へ。コーナリングで一気に引き離し、一定のリードを保つと、そのまま最後まで先頭を譲ることなくゴールイン。勝ちタイムは1:20.5(良)。

2着には3/4馬身差で8番人気・ショウナンライズ(牡5、美浦・上原厩舎)、3着にはアタマ差で9番人気・ネオスターダム(牡6、栗東・石坂正厩舎)が続いて入線した。

勝ったアドマイヤリアルの半兄は08年菊花賞(G1)にも出走したミッキーチアフル。近親には信越S(OP)で2着もあるコウエイタケル、オープンクラス入りを果たしたセイカプリコーンなどがいる。馬主は近藤利一氏、生産者は安平町のノーザンファーム

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1着 アドマイヤリアル(田辺騎手)
「スタートが上手でマイペースで運べました。直線に向いたときの手応えは十分でしたが、追うとインに張ったり気を遣いながら走っているようです。良い馬なのでそういう気を遣う面が解消されてくれば良いと思います。距離はマイルくらいの方が流れに乗って競馬ができて、融通がききそうです」

2着 ショウナンライズ(三浦騎手)
「外枠からでスムーズに運べました。最後はなだれ込む形になりましたし最後にもうひと脚使えれば更に良いですが、今日はスムーズな競馬ができたことが良かったと思います」

3着 ネオスターダム(戸崎圭騎手)
「良い脚を持っている馬ですね。前の馬を捌くのに手間取るところがありましたが、それでも最後はしっかり伸びてくれました。良い決め手があるな、と思いました」

4着 アンブロジオ(菊沢調教師)
「今日は枠順が外過ぎました。新潟内回りの1400は少し忙しい感じがします。それでもジワジワ脚を使っていますし、渋太い走りをします。体もだいぶしっかりしてきましたし、気性も穏やかになってきました。まだ更に良くなってくると思います」

5着 ワキノヒビキ(木幡巧騎手)
「スタートをしてから馬任せでいいと指示を受けていましたが、馬に行く気がなかったので後ろでジッとしていました。そうしていたら馬が自分からハミを取って走ってくれましたし、こういう形の競馬も良いのかもしれません。新潟コースも合っているのかもしれませんね」

16着 ヴゼットジョリー(石橋脩騎手)
「新潟1400の1枠なので、良い位置をキープしようと思っていました。道中はペースも緩んで良い感じで向正面に入れましたし、あとは直線で前があけばと思っていましたが、4コーナー辺りで馬の気持ちが抜けてしまいました。前半から出していった分前走より急かした感じはあったかもしれませんが、それにしても今日は能力を出し切れていません」

  • アドマイヤリアル
  • (牡5、栗東・梅田智厩舎)
  • 父:マンハッタンカフェ
  • 母:チアフル
  • 母父:Caerleon
  • 通算成績:11戦4勝


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