【JRAジョッキーDAY2018】に藤田菜七子騎手ら7名のJRA騎手が参加!

JRAジョッキーDAY2018

20日、帯広競馬場でJRAジョッキーDAY2018が行われた。

12回目を迎える今回のイベントには、12年連続参戦となる勝浦正樹騎手やばんえい競馬初参戦となる藤田菜七子騎手、前日行われた北九州記念を制し、JRA重賞初勝利をあげた菱田裕二騎手をはじめとする7名のJRAジョッキーが参加(横山武史騎手は落馬負傷のため参加取りやめ)。ばんえい競馬騎手のサポートを受けながら、ばん馬のソリに乗るエキシビションレース2戦を行なった。

第1戦は井上敏樹騎手、第2戦は荻野琢真騎手がそれぞれ優勝。2戦合計で35ポイント(第1戦=2位・15P、第2戦=1位・20P)を獲得した荻野琢真騎手が、2戦合計26ポイントを獲得した井上敏樹騎手と藤田菜七子騎手を抑え総合1位に輝いた。

荻野騎手は当イベントに6回出場し、今回で通算3度目の総合1位と圧倒的な強さを誇る。「このイベントに出場する前から見にきていたくらいですし、初めて出たときは嬉しかったです。毎回楽しんで参加させてもらっていますし、その熱い気持ちが結果に繋がっているかと思います。回数を重ねるごとに息の入れ方やムチの入れ方など上達しているかなとも思いますけど、あとは……クジ運ですかね(笑)」と好成績の秘訣を語った。「第2戦では菜七子ちゃんを2着にさせちゃって申し訳ないです」と空気を読んだ発言を交え「ファンの方が馬を間近に見ながら一緒に歩けますし、勝負が最後の最後まで分かりません。唯一の形の競馬ですし、僕たちも馬券を買って楽しんでいます」とばんえい競馬の魅力をアピールした。

初参戦の藤田騎手は第1戦はサクラオトメとコンビを組み4位、第2戦はブチオと臨み2位、2戦合計でポイントをあげ、総合2位となった。「このイベントでばんえい競馬を知ることができて良かったです。いつも見ているサラブレッドとは違う大きさでビックリしました。レースでは馬の後ろから『頑張れ!』って声を掛けちゃいました。障害の坂は急勾配で迫力があったし、スタートも勢い良く出て恐いくらいでした。初めて馬券も買ってみましたけど……、当たりませんね(笑)」と笑顔を見せた。

最下位となったのは合計15ポイントに終わった菱田騎手。「いつも最下位争いをしているので、来年も参加したら頑張りたいです」と、巻き返しに意欲を見せた。

また、当イベント参加10年目となる松岡正海騎手に、JRAジョッキーDAY功労者として帯広市より感謝状の贈呈式が行われた。松岡騎手は「このように感謝状をいただきましたが、毎回こちらの方が楽しませてもらっています。このイベントに貢献させてもらえているなら嬉しいです」とコメントした。

当日の帯広競馬場には2401人のファンが来場。

なお、ばんえい競馬ホームページ内「メニュー」→「レーストピックス」にて、本イベントの結果が掲載されている。

また「メニュー」→「開催日程/時刻」では、今年度のばんえい競馬開催スケジュールを確認できる。

ばんえい競馬ホームページ
http://banei-keiba.or.jp

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手綱捌きを練習する藤田菜七子騎手

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練習前の井上敏樹騎手(左)と国分恭介騎手

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エキシビションレース第1戦は井上敏樹騎手が優勝

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エキシビションレース第2戦は荻野琢真騎手が優勝

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総合1位となった荻野琢真騎手

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罰ゲームを受ける?菱田裕二騎手(左)と罰ゲーム執行役?の荻野琢真騎手