【札幌2歳S】ウィクトーリア、アフランシール、クリスタルバローズの1週前追い切りコメント

ウィクトーリア

厩舎ゆかりの良血馬ウィクトーリア

■土曜札幌11レース・札幌2歳S(G3)1週前情報

【8/22追い切り】

ウィクトーリア(牝2、美浦・小島茂厩舎)・前走=2歳新馬(7/22・函館・芝1800)1着
藤田菜七子騎手を背に札幌競馬場・ダートコースで追われ、5F70.5-54.8-40.1-12.2秒をマーク。

【小島茂之調教師のコメント】
「2週前は天気が悪くてほとんど調教をやれませんでしたが、今週火曜日に乗ってみて、あと3本できるので大丈夫そうだという感触をつかんでいます。脚元の関係でそれほどビッシリやれないので、大事に調整してきています。初戦も熱発の影響で1本追い切りが足りないくらいでしたが、それでいてあの内容ですから能力でカバーしてくれましたね。この馬のお兄さんのときはしっかり稽古を積んでいたので自信を持って臨めましたが、そのときと同じような感じではありません。それでも初戦の内容から楽しみにしています」

【諏訪間調教厩務員のコメント】
「前走は内枠で包まれたくなかったので逃げた、とジョッキーが話していました。前走は時計が速かったですけど、道中はこの馬のペースで走れていました。勝てるだろうとは思っていましたが、まさかレコードのオマケがあるとは思いませんでした。週末に15-15程度をやっていますが、このひと追いで吹っ切れるものがあるかという狙いで軽いジョッキーを乗せました。藤田騎手は、この馬の姉のマルーンエンブレムにも乗っていますからね。この血統はひ弱な感じがありますが、速いところに行くとしっかり動けます」

アフランシール(牝2、美浦・尾関厩舎)・前走=2歳新馬(7/15・函館・芝1800)1着
岩田康誠騎手を背に札幌競馬場・芝コースで追われ、4F53.7-38.8-12.4秒をマーク。

【竹内助手のコメント】
「初戦の前から調教の動きが良かったので期待していましたが、センスの良い競馬をしてくれましたし時計も良かったですね。姉のブランボヌールは短距離で走っていたようですが、この馬は脚の長い体型とムキにならない性格から長めの距離が良いと思っていました。競馬を使ったあともピリピリしていませんし、牝馬ですがカイバもよく食べてとにかく順調にきています」

クリスタルバローズ(牡2、美浦・奥村武厩舎)前走=2歳新馬(7/8・福島・芝1800)1着
藤岡康太騎手を背に札幌競馬場・ダートコースで追われ、5F69.8-53.2-39.1-12.8秒をマーク。

【奥村武調教師のコメント】
「元々高いレベルにあったのでグンと良くなることはありませんが、順調にきています。デビュー以前から痛いところもありませんし、変わりなくきています。福島の内容を見るとあまり切れる感じではなさそうなので、馬場が傷む開催後半と洋芝の札幌は良いと思います。稽古から動いていたので新馬戦から勝ち負けにはなるだろう、と思っていましたが、今回は2歳ステークスですしそれほど甘くないと思っています」

【佐竹助手のコメント】
「1週前追い切りはジョッキーが乗って長めからやりましたが、息遣いは良かったです。まだ自分から行きたがるところがあるので、その点が競馬に行ってどうかとジョッキーと話しましたが、良いものを持っていそうですし良い雰囲気で臨めそうです。前走が前に行った馬が残る展開だったので何とも言えませんが、福島1800で勝てたので小回りには対応できると思います。長く脚を使えるタイプだと思いますし、最終週の荒れた馬場もどちらかといえば向くのではないかと思います。行きたがるところが競馬で上手く噛み合えば良いですね」

アフランシール

順調に調整されているアフランシール