【京成杯AH】ロジクライ2枠2番、ヒーズインラブ4枠7番!

ロジクライ

2枠2番に入ったロジクライ

9月9日(日)、中山競馬場で行われる第63回京成杯オータムハンデ(G3)(3歳上 国際 ハンデ 芝1600m)の枠順が確定した。

京成杯AHの総力特集はコチラ⇒

早くも夏競馬が終わり、いよいよ秋競馬シーズンが始まる。5ヶ月ぶりとなる中山開催、開幕週に行われるこの伝統のハンデ戦。大荒れというほどには荒れないものの、毎年伏兵が台頭することで難解なレースとなっている。開幕週だが、中山競馬場のコース改修後は以前にも増して差しが届くようになっており、展開を読む力も問われてきそうだ。

前走中京記念で2着だった2枠2番に入ったロジクライ(牡5、栗東・須貝尚厩舎)が16年シンザン記念以来約2年8ヶ月ぶりの重賞制覇を狙う。2年近くにわたる長期休養を挟んで復帰して以降、6戦して4戦で3着以内に食い込むなど安定して力を発揮しており、前走の中京記念も先行馬不利な流れをもろともせず、2着に踏ん張った。重賞2勝目は目前まで迫っており、ここを勝って秋のGIに弾みをつけたいだろう。

この舞台で行われた今年のダービー卿チャレンジトロフィーを制した4枠7番ヒーズインラブ(牡5、栗東・藤岡健厩舎)も秋に向けてここは落としたくないレースだろう。元々末脚の切れ味には定評のあった馬だが、2走前に中山の短い直線で見せた末脚は圧巻の一言。前走、初GI挑戦となった安田記念は厚い壁に跳ね返されて13着だったものの、夏を超えて一回り成長した姿を見せたいところだ。

6枠10番の上がり馬ミッキーグローリー(牡5、美浦・国枝厩舎)も有力馬の1頭。前走の阿武隈Sは向正面から長く脚を使って捲る競馬を敢行。4角2番手からそのまま押し切るという強い内容だった。元々折り合いには不安のある馬だけに距離短縮は歓迎。弟のカツジは春にこの舞台で行われたニュージーランドトロフィーで初重賞制覇を飾っており、兄も弟に続きたいところだろう。

2年前の覇者3枠5番ロードクエスト(牡5、美浦・小島茂厩舎)、前走関屋記念で鋭い末脚を使って差し込み2着だった8枠14番ワントゥワン(牝5、栗東・藤岡健厩舎)、前走米子ステークスを逃げ切った8枠15番ベステンダンク(牡6、栗東・安達厩舎)など、秋に弾みをつけたい馬たちが集った京成杯オータムハンデの発走は15時45分。枠順は以下の通り。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 ミュゼエイリアン 56
(セ6、美浦・黒岩、石川裕)

2-2 ロジクライ 56.5
(牡5、栗東・須貝尚、浜中)

2-3 トーセンデューク 54
(牡7、美浦・杉浦、勝浦)

3-4 トウショウドラフタ 55
(牡5、美浦・萱野、北村宏)

3-5 ロードクエスト 56.5
(牡5、美浦・小島茂、三浦)

4-6 ショウナンアンセム 56
(牡5、美浦・田中剛、池添)

4-7 ヒーズインラブ 56.5
(牡5、栗東・藤岡健、藤岡康)

5-8 ダイワリベラル 55
(牡7、美浦・菊沢、菊沢)

5-9 ヤングマンパワー 57
(牡6、美浦・手塚、石橋脩)

6-10 ミッキーグローリー 55
(牡5、美浦・国枝、C.ルメール)

6-11 ストーミーシー 54
(牡5、美浦・斎藤誠、大野)

7-12 ウインガニオン 57
(牡6、栗東・西園、津村)

7-13 ゴールドサーベラス 54
(牡6、美浦・清水英、柴山)

8-14 ワントゥワン 53
(牝5、栗東・藤岡健、戸崎)

8-15 ベステンダンク 56
(牡6、栗東・安達、鮫島駿)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

この記事をシェアする