【毎日王冠】紅一点アエロリットが逃げ切り完勝!2着ステルヴィオ、3着キセキ

アエロリット

10月7日(日)、4回東京2日目11Rで第69回毎日王冠(G2)(芝1800m)が行なわれ、J.モレイラ騎手騎乗の1番人気・アエロリット(牝4、美浦・菊沢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:44.5(良)。

2着には1馬身1/4差で3番人気・ステルヴィオ(牡3、美浦・木村厩舎)、3着にはクビ差で6番人気・キセキ(牡4、栗東・中竹厩舎)が続いて入線した。

好スタートを決めたアエロリットがハナを伺う。内のステファノス、キセキも先行策に出てきたが、それを押さえてアエロリットがハナに立つ。これに勢い良くレアリスタも2番手集団に取り付く。中団にケイアイノーテック、ダイワキャグニー、カツジ、ステルヴィオが続く。やや後ろにサトノアーサー、サンマルティン、スズカデヴィアス、後方にアクションスター、サウンズオブアースという隊列。
マイペースで運ぶアエロリットが楽な手応えのまま直線へ。直後のキセキとステファノスが遅れまいと続き、後方からは外目のステルヴィオが急追。坂を上がってからもアエロリットの末脚は衰えずゴールイン。外から伸びたステルヴィオが2着、しぶとく粘ったキセキが3着。

勝ったアエロリットは17年NHKマイルC(G1)、クイーンS(G3)に続いて重賞3勝目。近親にはG1・2勝のミッキーアイル、17年阪神JF(G1)を制したラッキーライラックなどがいる。馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム

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1着 アエロリット(モレイラ騎手)
「ハナに行こうとは思っていませんでしたが、スタートしてから流れを見てペース判断をして、ハナに立ちました。ハナに立ってからは折り合いがついてリラックスしていましたし、スムーズな競馬ができました。直線に入るまでプレッシャーをかけずに運べたので、直線に入ってここからとプレッシャーをかけたときもしっかり反応してくれました。前走のビデオを見ていましたし、このままいけば大丈夫だろうと思っていました。最後までしっかり走ってくれましたし、私自身に初めて日本のG2を勝たせてくれた特別な牝馬です。次のレースが楽しみですし、間違いなくまたG1を取れる馬だと思います」

  • アエロリット
  • (牝4、美浦・菊沢厩舎)
  • 父:クロフネ
  • 母:アステリックス
  • 母父:ネオユニヴァース
  • 通算成績:12戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 18年毎日王冠(G2)
  • 17年NHKマイル(G1)
  • 17年クイーンS(G3)

アエロリット
アエロリット

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