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【秋華賞】タフに成長 プリモシーンら関東馬6頭の直前コメント一挙公開!
2018/10/10(水)
秋華賞へ向けて調整されるプリモシーン
10日、秋華賞(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
●前走、関屋記念1着のプリモシーン(牝3、美浦・木村厩舎)は、北村宏司騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.5-37.9-12.2秒をマークした。
【木村哲也調教師のコメント】
「前走は、北村騎手はさすがだなと思いましたし最後も頑張ってくれと思いながら見ていました。夏場にしっかり頑張ってもらいましたし、もう1回頑張ってからG1へ向かうのはちょっと可哀想かと思って直行することにしました。前走後はノーザンファーム天栄でしっかり疲れを取ってから、帰厩しました。先週の1週前追い切りでは、道中に自分のリズムで良いフットワークで走って直線に向いてからも真っ直ぐ走れるかを期待して見ていましたが、その通りに走ってくれたと思います。最終追い切りでは、北村騎手に馬は大丈夫だということを確認してもらいたいと思っていました。
春シーズンではこなせなかったことが、こなせるようになってきたと思います。今回は今までと違って、器用に立ち回らないと競走に参加するのは厳しいなと思っています。春シーズンは馬に申し訳ないことをしましたし、ジョッキーにも迷惑をかけて応援してくださる方たちもガッカリさせてしまいした。その頃よりも馬が力を付けて、いろんなシチュエーションでもタフにこなせるくらい成長を見せています。目の前のレースでしっかりした形をを見せて、応援してくれている方たちに喜んでもらえればと思います」
【北村宏司騎手のコメント】
「前走は良い条件で騎乗依頼をいただきましたし、馬のコンディションも良かったので勝てて良かったです。最終追い切りで久し振りにこの馬に跨りましたが、中間の過程を聞いていたので楽しみにして乗りました。夏と比べて体幹がしっかりして、パワーアップしたなと思いました。落ち着きがあったので、距離2000にも上手く対応してくれるのではないか、と思っています。今回は京都2000ですから、上手くスタートして流れに乗せたいな、と思います。競馬が上手な馬なので、リズム良く運んで終いの脚を生かしたいと思います。このままのすごく良い状態でレース当日を迎えたいですし、馬の力を出せるように乗りたいです」
●前走、ローズステークス4着のゴージャスランチ(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)は、横山典弘騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.2-53.3-39.1-13.1秒をマークした。
【鹿戸雄一調教師のコメント】
「稽古はいつも通り良い動きでしたし、雰囲気も良かったです。今回は相手が強いのでどこまでやれるかは分かりませんが、それほど大負けしませんし相手なりに走れるタイプですからね。輸送も気にしないタイプですし、体調の良さでどこまでやれるかですね」
●前走、ローズステークス5着のウラヌスチャーム(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F52.7-38.7-25.4-12.7秒をマークした。
【斎藤誠調教師のコメント】
「今週の追い切りは、1番後ろから無理をしない形でキッチリやれました。馬なりで余力残しですが、良い感じです。それほど後ろから競馬をしなくてもいい馬ですが、前走は少し位置取りが後ろ過ぎました。馬群を縫って来られる馬なので、今回は中団辺りから差すイメージでいいと思っています」
●前走、ローズステークス15着のトーセンブレス(牝3、美浦・加藤征厩舎)は、藤岡佑介騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F54.0-39.3-13.0秒をマークした。
【加藤征弘調教師のコメント】
「先週の1週前追い切りをしっかりやっていますし、今週は輸送があるのであまり興奮させずリラックスさせるために単走で追い切りました。最近は馬がかなり落ち着いてきて乗り難しいところが無くなってきたので、乗り替わりも心配はしていませんでしたが、ジョッキーが上手くコンタクトを取ってくれたと思います。前走後はフケの症状がひどく見られましたし、結果については致し方ないかと思いました。久々の前走を使った後もイライラすることもなく、リラックスして過ごしていると思います。
前走の時点でかなり仕上げていたので大きな上積みはありませんが、前走と同じ状態を維持できています。距離2000は若干長めかもしれませんが、コーナーを4回回るコース形態は前半から折り合いがつきやすいだろうと思うので、特に心配はしていません。スタートしてからいかに自分のリズムで折り合えるかが、この馬にとってのポイントかと思っています。前走はフケで本来の脚を使えませんでしたが、今回はベストの状態で臨んでこの馬らしい末脚を見せてもらいたいと思っています」
【藤岡佑介騎手のコメント】
「以前から調教やレースを見て、乗り味が良さそうな馬で乗ってみたいと思っていたので、今回のお話をいただいて嬉しかったです。良く切れる脚を使うな、と思って見ていましたが、想像通りに弾む馬ですし気持ちの良い追い切りができました。馬は十分に仕上がっていますし、今週は自分が感触を掴ませてもらう追い切りでした。レースで乗っていないので何とも言えませんが、京都2000のようなコース形態では何か工夫が必要かとも思います。あまり器用さを求めると切れを失う、と先生も話していましたし、この馬の1番の武器である末脚を殺さないように乗ろうと思っています。相手に高いレベルの馬がいますけど、この馬も大きいところを取れる素質があります。今年の春にG1を勝ったこともあって今回のチャンスをいただけたと思っていますし、これをまた次に繋げたいですね。良いレースができるように頑張ります」
●前走、紫苑ステークス4着のパイオニアバイオ(牝3、美浦・牧厩舎)は、柴田善臣騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.6-51.7-38.7-12.5秒をマークした。
【柴田善臣騎手のコメント】
「追い切りの動きは良かったです。前走を見ると、インで我慢して直線でも狭いところから伸びる良い競馬をしていました。追い切りで乗った感じ、以前に乗ったときと比べて力強くなっていましたし、前走のような脚を使えたことも分かります。胸を張るようなフォームでスタートしていくのでどうしても進んでいきませんが、パワーアップしたことでいくらかカバーできると思います。馬も体調が良いからか、落ち着きがあってゆったりしていますし精神状態も良さそうです。京都2000も全然問題はありません」
●前走、紫苑ステークス5着のハーレムライン(牝3、美浦・田中清厩舎)は、大野拓弥騎手を背に坂路コースで追われ、4F55.3-40.4-25.7-12.5秒をマークした。
【田中清隆調教師のコメント】
「この中間もだいぶやってきているので、最終追い切りは軽めでした。特に問題なくきています。前走では体が26キロ増えていましたが、春シーズン後半は体がギリギリだったのでそれを考えると正味増えたのは10キロくらいだと思います。それでも腹回りはボテッとした感じはしましたが、今回は輸送もあるので少し絞れてくると思います。前走はスタートが良過ぎてあの位置に行ってしまいましたが、少し行き過ぎたかもしれません。距離自体は問題ないと思いますし、メンバーも強くなるので上手に競馬ができればと思っています」
秋華賞へ向けて調整されるゴージャスランチ
秋華賞へ向けて調整されるウラヌスチャーム
秋華賞へ向けて調整されるトーセンブレス
秋華賞へ向けて調整されるパイオニアバイオ
秋華賞へ向けて調整されるハーレムライン
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