【富士S】ペルシアンナイト、態勢整う「本番へいい競馬、内容で迎えたら」

ペルシアンナイト

リフレッシュ効果大きく、軽快な動きのペルシアンナイト

17日、富士S(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

●前走、安田記念6着のペルシアンナイト(牡4、栗東・池江寿厩舎)は、助手を背にCWで追われ、6F85.3-68.0-52.7-38.4-11.7秒をマークした。

【池江調教師のコメント】
「いいリフレッシュができたし、体つきはいいですよ。今週もまずまず動けていましたし、態勢は整ってきました。
安田記念は直線で厳しい形になりましたが、その中でも力は見せてくれたと思う。本番へいい競馬、内容で迎えたら」

●前走、日本ダービー17着のジャンダルム(牡3、栗東・池江寿厩舎)は、助手を背にCWで追われ、5F68.4-53.4-39.5-12.1秒をマークした。

【池江調教師のコメント】
「放牧でいい馬体になってきましたね。1週前はペルシアンナイトに先着。今週は輸送も考えて単走で。動き、息の入りも良かったですよ。
もともと1600mぐらいが合うと思っていた馬。古馬との対戦でどうかですが、通用して欲しいですね」

●前走、ヴィクトリアマイル1着のレッドアヴァンセ(牝5、栗東・音無厩舎)は、北村友一騎手を背に坂路で追われ、4F51.4-37.3-24.0-11.9秒をマークした。

【音無調教師のコメント】
「帰厩当初は馬体も重たく感じたが、やるごとに締まってきた。今週も時計どおり、いい走りをしていたね。
もうひと締まり欲しい感じもするが、輸送もあるしちょうど良くなるんじゃないか。」

●前走、東京新聞杯8着のクルーガー(牡6、栗東・高野厩舎)は、助手を背に坂路で追われ、4F52.7-38.7-24.9-11.8秒をマークした。

【高野調教師のコメント】
「骨折明けになりますが、帰厩後は影響なくしっかり乗り込めています。今週も抜群の動き、内容でした。
評判馬、実績馬が多く集まったように思いますが、この馬も潜在能力は高い。力を出し切ればいい勝負ができていい」

●前走、マイラーズC3着のエアスピネル(牡5、栗東・笹田厩舎)は、助手を背に坂路で追われ、4F51.7-37.8-24.5-12.2秒をマークした。

【笹田調教師のコメント】
「右の腰を痛めて放牧へ。先週まではブランク明けといった感じだったが、今週はいい動きができたね。力を発揮できる状態に仕上がってきたと思います。G1を勝たせたい1頭。本番へつながる競馬をして欲しいですね」

ジャンダルム

放牧効果で馬体・動きともに良化したジャンダルム