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【天皇賞(秋)】ミッキーロケットは休み明けも順調アピール「いい状態で帰ってこられた」
2018/10/24(水)
音無秀孝厩舎の攻め専・生野賢一助手が会見に応じた
24日、天皇賞・秋(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
前走、宝塚記念1着のミッキーロケット(牡5、栗東・音無厩舎)は、和田竜二騎手を背に坂路で追われ、4F53.2-38.2-24.5-12.3秒をマークした。追い切り後の音無秀孝厩舎・生野賢一調教助手のコメントは以下のとおり。
「(宝塚記念を振り返って)スタートも決まりましたし、内の好位で流れに乗ってくれて、直線はスペースを出してもらって、いい競馬でした。すごくいい状態でレースに臨めたと思います。レース後、放牧に出まして、牧場で休養して、しっかり入厩へ向けて調整を進めてもらいました。
(帰ってきてからの状態は)いつもはフックラして牧場から帰ってくるのですが、今回はそんな太め感もなく、身体的にはいい状態で帰ってこられたと思います(今回太め感がなかった理由は?)向こうでしっかり乗り込んでもらえた効果があったのではないでしょうか。身体を絞る必要もなく、調整できたので、こちらとしてもやりやすかったですね。(京都大賞典を回避したが)理由は聞いていないですね。ただ、ここに向けて焦点を絞って調教ができたことはよかったと思います。
(1週前追い切りは坂路で4F50.9-37.0-11.7秒)ビッシリとやって、時計的にも、動き的にもよかったのではないかと思います。全体の時計がしっかり出ている上で、上がりもいい時計でこられましたね。先週はしっかりやる予定だったので、思惑通りのいい内容でした。
(今朝の追い切りについて)先週でしっかり仕上がったと思いますので、今週は調整程度で済ませました。馬なりでしたが、それでも時計的には楽に出ている点はいいと思います。馬もしっかり仕上がっていいんじゃないでしょうか。
(春から成長する部分は)調整のムラがなく、春先からいい状態をキープできている点がいいのではないでしょうか。
(今朝の追い切り後、和田竜二騎手と話して)『どうでした?』と伺ったところ、『春先よりも馬の状態が上向いているんじゃないか』と言っていましたね。それを聞いて、より楽しみをもってレースに臨めます。
(ミッキーロケットのセールスポイントは)スタミナもありますし、ラストもしっかり脚を使えるところですね。(東京の芝2000mという舞台について)前走から1ハロン短くなりますが、距離が長くても走れるというだけで、決してこの距離が駄目だとは思いませんからね。こなしてくれると思いますよ。乗りにくい馬ではないですし、前はモタれる面もありましたが、最近はそういうところもみせないのでね。左回りに替わることはいいと思います。
(去年の天皇賞・秋では敗戦)あの頃は馬の力を出し切れていなかったのかなと…。馬場も合わなかったと思います。馬場が悪いと、ゆったり走る馬でノメッてしまったり、スムーズに走れないところがあるみたいですね。度外視していいのではないでしょうか。
春先よりもいい状態で臨めそうですし、ここで弾みをつけて、次に繋げられればと思います。(どんなレースにしたいか)ずっと乗ってもらっていますからね。ジョッキーに任せて、スタートしてから、いつものようにいい競馬をしてもらえればと思います」
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