【アルテミスS】シェーングランツが出世レースを制す!ソウルスターリングの半妹

シェーングランツ

10月27日(土)、4回東京8日目11Rで第7回アルテミスステークス(G3)(芝1600m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の6番人気・シェーングランツ(牝2、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.7(良)。

2着には半馬身差で5番人気・ビーチサンバ(牝2、栗東・友道厩舎)、3着には1馬身1/4差で2番人気・エールヴォア(牝2、栗東・橋口慎厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたグレイシア(牝2、美浦・栗田徹厩舎)は11着に敗れた。

シェーングランツは出負けして後方からの競馬に。譲り合うような形でライデンシャフトがハナに立つ。これにグレイシア、キタイ、アズマヘリテージが続く。先行集団はミディオーサ、ブラックダンサー、エールヴォア、ウインゼノビアが一塊。これにビーチサンバが並びかけ、この後ろにアフランシール、レディードリー。後方にシェーングランツ、ヘリンヌリング、サムシングジャストという隊列。
直線を向いて、楽な手応えで上がってきたウインゼノビア、ビーチサンバ、エールヴォアからビーチサンバが大きく抜け出したが、大外から伸びてきたシェーングランツがゴール寸前で交わしさってゴールイン。

勝ったシェーングランツの半姉は17年オークス(G1)、16年阪神JF(G1)、17年チューリップ賞(G3)を制したソウルスターリング。馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム

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1着 シェーングランツ(武豊騎手)
「初めて乗せていただきましたが、返し馬からいい感触で期待していました。スタートはよくなくて、レースでも自分からというところがなかったのですが、直線になったらフォームが変わっていい脚でしたね。素質はかなりありそうですし、可能性がまだまだありそう。これからが楽しみです」

2着 ビーチサンバ(藤岡康騎手)
「テンションが高いところがあり、何とか我慢してくれました。ゲートで少し遅れましたが、追い出してからよく反応してくれています。勝ちに行った分最後甘くなってしまいましたね」

3着 エールヴォア(浜中騎手)
「スタートは出たのですが、跳びが大きく、二の脚がつかなかったです。もっとペースは流れていいです。瞬発力が加わればもっと走ると思います」

5着 トスアップ(藤岡佑騎手)
「本命馬の後ろを通りました。直線狭くなり窮屈なところがありましたが、最後はまた伸びてくれましたね。センスはありそうですし、将来性もありそうです」

7着 アフランシール(岩田騎手)
「落ち着いてレースできましたが、直線で反応しきれませんでした。休み明けの影響もありましたね。使って良くなりそうです」

8着 ミディオーサ(モレイラ騎手)
「レース前結構テンションが高かったです。競馬の流れもスムーズではなかったですね。直線で進路がなくなり、フルに力を出し切れませんでした。時間をかけて良くなっていきそうです」

11着 グレイシア(栗田徹調教師)
「2、3番手で競馬できましたが、馬群の中で周りの馬に気を使っていました。ここ2戦大味な競馬で勝ち上がっていますが、今日の負けは少し納得がいかないところがあります」

  • シェーングランツ
  • (牝2、美浦・藤沢和厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:スタセリタ
  • 母父:Monsun
  • 通算成績:3戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 18年アルテミスS(G3)

シェーングランツ
シェーングランツ

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