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【武蔵野S】連勝中のサンライズノヴァ2枠4番、古豪インカンテーションは8枠16番!
2018/11/9(金)
11月10日(日)、東京競馬場で行われる第23回武蔵野S(3歳上 国際 別定 ダート1600m)の枠順が確定した。
秋の東京の名物重賞の1つにして、ダートの強豪たちが師走に控えるビッグレースへの挑戦権を争う一戦。クロフネ、ワンダーアキュートといったダートの名馬たちがこのレースを勝って、その後砂の王者へと上り詰めた。雨で砂が湿れば芝並みの時計で決まるため、スピードが求められる。加えて長い直線の東京コースだけに持続力も求められる。
連勝中の2枠4番サンライズノヴァ(牡4、栗東・音無厩舎)が人気の中心となりそうだ。今年のフェブラリーSで4着に食い込むなど実力はG1級ながら、スタートに課題があったりと勝ち切れないレースもあり、昨年のユニコーンS以来重賞勝ちはない。ただここ2走は後方からでも鋭い脚を駆使してしっかり差し切っており、以前にも増して末脚の破壊力が高まってきたように思える。重賞2勝目に向けて、そしてこの先に控えるG1に向けて、ここでは負けられない。
昨年のこのレースの覇者で、重賞5勝のインカンテーション(牡8、栗東・羽月厩舎)が大外8枠16番から連覇を狙う。今年で8歳となったがそこまで数を使われていない分、まだまだ元気いっぱい。ハイペースとなったフェブラリーSで最後まで脚を伸ばし続けて3着に食い込むと、かしわ記念3着、プロキオンS2着と大崩れしていない。左回りの半周はベスト条件だけに、ここも安定して走ってくれそうだ。
ここにきて更に調子を上げてきたのが7歳馬7枠13番メイショウウタゲ(牡7、栗東・安達厩舎)。力はあるものの、集中力が足りないタイプで、外を回すとどうしても伸びを欠くレースが多かった。しかし2走前のエニフSで12番人気ながら1着となり穴を開けると、続くマイルCSでは強豪相手に果敢にインコースを突いて3着に健闘した。この舞台のアハルテケSを快勝しているだけに、今回も引き続き要マークが必要だろう。
連勝中の良血馬4枠7番ユラノト(牡4、栗東・松田国厩舎)、川崎記念4着以来9ヶ月半ぶりの実戦となる6枠11番グレンツェント(牡5、美浦・加藤征厩舎)、芝からの参戦となるマイラーズCを勝った6枠12番クルーガー(牡6、栗東・高野厩舎)など、バラエティに富んだ武蔵野Sの発走は15時30分。枠順は以下の通り。
※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記
1-1 マイネルオフィール 56
(牡6、栗東・飯田雄、松岡)
1-2 パルトネルラーフ 56
(牡5、美浦・高木登、大野)
2-3 クインズサターン 56
(牡5、栗東・野中、四位)
2-4 サンライズノヴァ 56
(牡4、栗東・音無、戸崎)
3-5 イーグルフェザー 56
(牡5、美浦・小笠、北村宏)
3-6 ラインシュナイダー 56
(牡6、栗東・沖、柴田大)
4-7 ユラノト 56
(牡4、栗東・松田国、福永)
4-8 ルグランフリソン 56
(牡5、栗東・中竹、武藤)
5-9 ストロングバローズ 56
(牡5、美浦・堀、田辺)
5-10 ナムラミラクル 56
(牡5、栗東・杉山、C.ルメール)
6-11 グレンツェント 57
(牡5、美浦・加藤征、内田博)
6-12 クルーガー 57
(牡6、栗東・高野、石川裕)
7-13 メイショウウタゲ 56
(牡7、栗東・安達、酒井学)
7-14 モルトベーネ 56
(牡6、栗東・松永昌、蛯名)
8-15 ウェスタールンド 56
(セ6、栗東・佐々晶、C.オドノヒュー)
8-16 インカンテーション 57
(牡8、栗東・羽月、三浦)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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