【中日新聞杯】驚異の粘りを見せた3歳馬ギベオンが重賞初制覇!

ギベオン

12月8日(土)、4回中京3日目11Rで第54回中日新聞杯(G3)(芝2000m)が行なわれ、C.デムーロ騎手騎乗の1番人気・ギベオン(牡3、栗東・藤原英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.3(良)。

2着にはハナ差で12番人気・ショウナンバッハ(牡7、美浦・上原厩舎)、3着には4馬身差で7番人気・ストロングタイタン(牡5、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

マイスタイルが大外からハナを主張。向こう正面では馬群は縦長となり、ギベオンはちょうど真ん中あたりを追走し、直後に連覇を狙うメートルダールがマーク。淀みのない流れで直線の決め手勝負へ。
一杯となったマイスタイルに代わってギベオンが堂々と先頭。そのまま押し切るかと思えたところ、道中は後方3番手にいたショウナンバッハがグングン差を詰めて、残り100mで今度はショウナンバッハが先頭に躍り出る。しかし、そこからギベオンが再び盛り返して2頭並んでゴール。写真判定の結果、ハナ差ギベオンが差し返して重賞初勝利を挙げた。

勝ったギベオンは、デビューから2連勝のあと、毎日杯でブラストワンピースに次ぐ2着に入り、続くNHKマイルCでも勝ったケイアイノーテックとクビ差の2着と好走。世代トップクラスの素質を見せていた。秋初戦のセントライト記念こそ一気の距離延長で伸びを欠いたが、ひと息入れて立て直しのこのレースでは、一旦はショウナンバッハに交わされながら、驚異的な粘りを見せて重賞初制覇。改めて3歳世代の強さを見せ付けた。また、騎乗したC.デムーロ騎手は昨年のメートルダールに続く連覇達成となった。
馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム

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  • ギベオン
  • (牡3、栗東・藤原英厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:コンテスティッド
  • 母父:Ghostzapper
  • 通算成績:6戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 18年中日新聞杯(G3)

ギベオン
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ギベオン
ギベオン

的場浩司さんがプレゼンターを務めた


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