明け4歳のテーオーエナジー大楽勝!オープン特別2連勝…ポルックスS

1月6日(日)、1回中山2日目11Rでポルックスステークス(ダ1800m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の1番人気・テーオーエナジー(牡4、栗東・宮厩舎)が優勝。好スタートを決めて、内の逃げ馬を見ながら抜群の手応えで2番手を追走。向正面ではリズムを重視したのかペースを落とした逃げ馬をスッと交わしてハナに立つ。3、4コーナーでは2番手以下が追っ付けている一方で余裕十分のまま直線へ。脚色は衰えず、後続を突き放してゴールイン。勝ちタイムは1:53.3(良)。

2着には4馬身差で4番人気・ホーリーブレイズ(牡5、栗東・高柳大厩舎)、3着にはハナ差で12番人気・シャイニービーム(牡7、栗東・羽月厩舎)が続いて入線した。

1着 テーオーエナジー(岩田騎手)
「力通りのレースをしてくれました。どこからでもレースができるタイプで、直線もスっと反応してくれました。一戦ごとに強くなっています」

2着 ホーリーブレイズ(高倉騎手)
「具合がいいとゲートでイレギュラーがある馬なんです。今までは出しやすい枠でしたが、今日は最内も痛かったです。中山はあまり合わないと思いましたが、しっかり走ってくれましたね。展開次第だと思います」

4着 クルーガー(マーフィー騎手)
「本当に乗りやすい馬ですね。急なペースアップに対応できないところがあるので、距離はもう少し伸びたほうがいいと思います」

5着 ザイディックメア(ミナリク騎手)
「勝った馬が強かったです。ただこの馬も行儀良く走ってくれました。最後疲れたのは休み明けの分でしょう」

6着 アルクトス(田辺騎手)
「勝ち馬が強いのは分かっていましたが、勝負どころで抵抗できませんでした。ラストは脚が上がってしまいましたね。これからの馬です」

7着 サクラルコール(勝浦騎手)
「だいぶ強くなっていますし、脚は使ってくれていますが、前が止まりませんでした。一生懸命頑張ってくれています」

10着 ハーベストムーン(津村騎手)
「ブリンカー効果がありました。だいぶ競馬をやめる面が解消しつつあります」

12着 ブラックスピネル(三浦騎手)
「ダートは問題ありませんでした。ただラスト気持ちが乗り切らないところがありますね」

勝ったテーオーエナジーは、18年兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)を勝利した後に日本ダービーに参戦したものの18着。以降はダートに戻るもかつての走りは見られなかったが、適距離に戻った前走の師走Sでガラリ一変。続く今回も余裕のレースぶりで連勝を決めた。近親には06年アルゼンチン共和国杯(G2)を制したトウショウナイトなどがいる。馬主は小笹公也氏、生産者は新冠町のオリエント牧場

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  • テーオーエナジー
  • (牡4、栗東・宮厩舎)
  • 父:カネヒキリ
  • 母:シルキークラフト
  • 母父:Crafty Prospector
  • 通算成績:11戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 18年兵庫CS(Jpn2)


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