【AJCC】菊花賞馬フィエールマンら関東馬5頭の1週前追い切りコメント

フィエールマン

待望の古馬初戦を迎えるフィエールマン

■日曜中山11レース・アメリカジョッキークラブカップ(G2)1週前情報

【1/9追い切り】

フィエールマン(牡4、美浦・手塚厩舎)・前走=菊花賞1着
嶋田純次騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.2-52.9-39.5-12.8秒をマーク。

【手塚貴久調教師のコメント】
「前走後は疲れが見られたので、ノーザンファーム天栄に放牧に出してリフレッシュさせました。帰厩後の調教の感じでは、菊花賞の頃と比べるともうひとつと嶋田騎手は話していましたが、菊花賞のときは本当に具合が良かったですからね。今回はラジオNIKKEI賞のときよりは良いと思います。追い切り本数はさほどいらないタイプですし、態勢は整うと思います。来週木曜の最終追い切りはルメール騎手に乗ってもらう予定です。中山の馬場は菊花賞のときの京都とは違ってそれほど速い上がりが出る馬場ではありませんが、中山にも実績はあるので気にしていません」

ショウナンバッハ(牡8、美浦・上原厩舎)・前走=中日新聞杯2着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.2-38.1-12.3秒をマーク。

【上原博之調教師のコメント】
「8歳になりましたが、順調に調整を進めて来られています。以前は坂路中心での調整しかできませんでしたが、ウッドでもやれるようになってから成績が安定してきました。前走はジョッキーが上手く乗ってくれましたし、惜しい内容でしたね。中山で勝ったことはありませんが、重賞でも好走しているので楽しみにしています」

【1/10追い切り】

ジェネラーレウーノ(牡4、美浦・矢野英厩舎)・前走=菊花賞9着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F80.8-65.4-51.3-38.0-13.6秒をマーク。

【矢野英一調教師のコメント】
「1週前追い切りはしっかり負荷をかけられましたし、この段階では合格点をあげられる動きを見せていました。レース当該週はそれほどやらなくても良さそうな感じです。体つきが良くなって馬房で見た感じでは少し重めかという風に見えますが、稽古の動きは問題ありません」

サクラアンプルール(牡8、美浦・金成厩舎)・前走=有馬記念7着
蛯名正義騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F82.4-66.4-51.4-37.5-12.4秒をマーク。

【蛯名正義騎手のコメント】
「以前に北海道で乗ったときは馬場入りでゴネていましたが、1週前追い切りで跨った感じでは行儀良くなっていました。レース間隔が詰まっていますしそれほど強くやることもないと思っていましたが、馬は行きっぷりが良くてかかるくらいの感じでしたし元気一杯です。体も柔らか味が出てきていますし、このまま硬さが出なければ良いですね」

メートルダール(牡6、美浦・戸田厩舎)・前走=チャレンジカップ5着
O.マーフィー騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F81.8-66.3-52.4-39.4-13.8秒をマーク。

【戸田博文調教師のコメント】
「1週前追い切りはマーフィー騎手が乗って、良いですねと話していました。この馬で勝っているクリスチャンデムーロ騎手もマーフィー騎手にアドバイスをしてくれているようです。前走は休み明けのためか、消化不良の競馬でした。去年の夏以降は上手く噛み合わずなかなか順調に使えませんでしたが、今回は久し振りに続けて使えますし状態は上がっています。今回はメンバーが強いですけど、1回使って上向いているので楽しみにしています。青葉賞の後にボウマン騎手が2000メートルくらいまでが良さそうと話していましたし、その後にマイルで勝ったこともあって1600から2000くらいを中心に使ってきていましたが、最近では福永騎手ももう少し距離があってもいいかもしれないと話していました。まだ馬が若くて変わり身も残っていると思いますし、今回の結果次第で今年の路線を考えてもいいかと思っています」

ショウナンバッハ

年齢を感じさせないショウナンバッハ

ジェネラーレウーノ

中山は滅法得意なジェネラーレウーノ

サクラアンプルール

状態は申し分ないサクラアンプルール

メートルダール

距離延長で新味を見せたいメートルダール