【AJCC】ベテランの意地見せるサクラアンプルール「いつ見ても馬は若い」

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サクラアンプルール

AJCCへ向けて調整されるサクラアンプルール

17日、アメリカジョッキークラブカップ(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、有馬記念7着のサクラアンプルール(牡8、美浦・金成厩舎)は、蛯名正義騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.9－67.4－52.1－37.8－12.9秒をマークした。

【金成貴史調教師のコメント】
「前走は馬の調子は良かったです。中山2500で枠順の有利不利がありましたが、ジョッキーは最大限に良いレースをしてくれましたし馬も自分の競馬はできたと思います。前走の疲れもなかったので、この中間も平常通りで調整を進めてきました。疲れが見えるようなら予定を変更しようと思っていましたが、馬は元気一杯ですし動きも良いのでやり過ぎないように調整しています。

最終追い切りは終いの反応を見る程度でしたが、問題ない動きでした。中山は走り慣れたコースですし、距離も1800から2500くらいまで幅広く対応できますからね。8歳ですが年間を通して無理な使い方をしていないので、いつ見ても馬は若いです。乗り方は蛯名騎手に任せます。重賞で毎回強い相手と戦っていますが、今回も頑張ってもらいたいですね」

【蛯名正義騎手のコメント】
「以前は調教のときにウルさい面を見せていたので追い切りにはあまり乗っていませんでしたが、今回は馬場入りもだいぶスムーズになっていましたし多少行きたがる面はあるものの乗り辛いことはありませんでした。1週前追い切りも乗って時計は出ていましたが、併せ馬が上手くいかない感じになってしまいました。最終追い切りは終いはキッチリやれましたし、まだ遊びの部分がありますけどそれだけ余裕があるということなので良いと思います。

自分が乗った去年の中山記念の頃は、疲れが残っていたり脚元がスッキリしない感じでしたが、それでもそれなりに走れていましたし今の感じならそのままレースに臨めれば良いと思います。メンバーが強いので偉そうなことは言えませんが、この馬の競馬はできるのではないかと思っています」